NOVEL

引きこもり女の裏側 vol.5 ~誰も知らない家での楽しみ~

 

「かわいいね!」という言葉から始まり、「今度会わない?」という流れがお決まりだ。

中には遠方の男性もいたが、「泊まったらいいじゃん。」という人もいた。

受身の男性ももちろんいた。そういう男性は、勇気を出していいねをくれるようだ。

 

短期決戦ならば、こちらから会おうと誘う。

長期的にいくならば、相手から誘われるのを待つ。

 

文面から判断する能力が、幸枝にはついてきていた。

 

 

最初は純粋に恋愛を楽しもう、という気持ちも、モテると知ったからにはしぼんでしまった。何より、ひとりひとりに会う時間も効率が悪いし、向き合うのも面倒くさい。

 

アプリを退会し、改めて登録しなおす。

 

今度は、顔写真は載せない。

幸枝の準備は万端だった。

 

 

next:2月9日更新予定

公平を引きずる気持ちを払拭するために始めたのはマッチングアプリ。恋愛のいいとこ取りをしたい、面倒なことはせずに、一時の快感を味わいたいという幸枝がとった行動は・・・!?