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至福の1杯・自分で淹れるこだわり珈琲 1

 

フレーバーを制す者はパフォーマンスを上げることができる

せっかく選んだ豆から淹れたコーヒーに何かを入れるのは邪道では?とそう思う方もいるかもしれない。

しかしまずはその考えを一度解き放って頂けないだろうか?

ブラックで味わいを堪能した後はその時の気分によって味わいを変えるのが大人の楽しみ方。何よりもコーヒーはリラックス効果と覚醒効果が高い飲みものである。仕事や人間関係で心から休まるときはなかなかない。そこで取り入れたいのが様々なフレーバーのシロップ。コーヒーに香りと甘さをプラスすることであなたのパフォーマンスを引き上げるトリガーとすることができる。

 

さっそくおすすめのシロップを紹介しよう。

①アマレットシロップ

キャラメルシロップやアーモンドシロップなどの定番であれば巷のカフェでも気軽に楽しめるものだが、少しラグジュアリーな味わいになるのがアマレットシロップ。アマレットの香りと程よいビターな甘さがゆったりと過ごしたいときにぴったり。また、ミルクとの相性が良いのでちょっとしたデザート気分も味わえる。

②ピーチシロップ

果実の香りが感じられるシロップはアイスコーヒーに何よりも合うものだ。

是非試して頂きたいのがピーチシロップ。ブラックコーヒーにお好みの量を入れるだけでフレッシュな味わいに。みずみずしい甘さが日中の集中力が切れた時に安らぎを与えてくれる。

③オレンジシロップ

コールドブリューに間違いなく合うのがオレンジシロップ。柑橘の爽やかな香りがコーヒーの味わいを引き立てる。酸味が強めの豆にも良く合い、さっぱりとした一口へ。濃い目に淹れたコーヒーにたっぷりの氷を入れて真夏にトライしてみてはいかがだろうか。

 

ここで紹介したシロップはほんの一例。ほんの少し入れるだけでふんわりと空間に香りが漂い、リラックス効果は抜群。手軽に取り入れることができるのが良い。シロップは複数社から販売されているが、有名なフランスのシロップメーカー・モナンであれば100種類以上のシロップから選ぶことができる。複数のシロップを揃えておくと日常に彩りを添えることができるだろう。

 

上記のようなシロップでも甘さは加わるのだが、フレーバーではなくコーヒーの香りを第一に楽しみたいという方におすすめなのがハチミツである。

砂糖がコーヒーにすっきりした甘さを加える一方で、ハチミツはやわらかく包み込むような甘さである。尖って主張が強いコーヒーの味わいをゆったりとさせるようなまろやかさを加えるものだ。せっかくであればそのハチミツにこだわってみるのも良いだろう。

日本でとれたハチミツはアジアのコーヒー豆と相性が良いように思えるのは気のせいだろうか。よく見かけるレンゲハチミツは濃厚でなめらか。コーヒーを底上げするようなイメージだ。一方でアカシアハチミツはよりさっぱりとした風味。クセが無いので少し多めに入れてもふんわりとゆるい甘さが楽しめる。

ユニークなハチミツといえばコーヒーハチミツ。その名の通りコーヒーの花からとったもの。ほんのりとコーヒーの香りがするのだから合わないわけがない。産地は当然、豆の主要産地であるブラジルやエチオピアなどである。同じ産地の豆と一緒に楽しむのも一興だろう。

 

コーヒーはあらゆるこだわりを持ちやすい飲みものだ。

 

そのためか誰しも自分ならではの一杯を持っている。さぁ、あなただけの至福の一杯を見つけてみてはいかがだろう。

 

 

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