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秋の魅力 紅葉狩りで心豊かなひとときを【関西編】

日本の紅葉は世界で一番美しいといわれるほどの魅力を持ちます。

暑い夏が終わった後の安堵感とわずかな寂しさ、これからくる寒くて長い冬への憂い感を、紅葉狩りで癒してみてはいかがでしょうか。前回は中部・北陸地方の紅葉スポットをご紹介しました。

今回は、紅葉狩り関西編。世界中から愛されている紅葉スポットが多く点在する関西地方。秋が終わるころに後悔しないよう、積極的に出かけてみてはいかがでしょうか。

 

比叡山ドライブウエイ(滋賀県)

写真:びわ湖大津観光協会

 

1958年に開通した滋賀県大津市の田の谷峠から根本中堂、比叡山頂を結ぶ約8.1kmの有料道路、比叡山ドライブウエイ。自然の中に溶け込んでいく回廊のようだと人気の観光スポットです。

雄大なびわ湖の眺望と新鮮な空気を満喫することができる「夢見が丘」、カジュアルリゾートホテル「ロテルド比叡」、他にも「延暦寺」、「ガーデンミュージアム比叡」など、多くの楽しいスポットも魅力のひとつ。特に「夢見が丘」ではサイクルモノレールや高低差35mの斜面に造られたエキサイティングなスーパースライダーなどを体験することができると人気です。

写真:びわ湖大津観光協会

 

紅葉の見頃は10月下旬から11月中旬。もみじまつりも開催され、比叡山はより一層賑わいを見せます。

2000本を超えるモミジを見ながら自然の中に溶け込んでみてはいかがでしょうか。

 

▼比叡山自動車道株式会社
http://hieizan-way.com/

 

興聖寺(京都府)

写真協力:宇治市

 

1648年に永井尚政によって宇治の地に再興された寺院、興聖寺。宇治川のほとりにあり、興聖寺石門から山門に至る200mばかりの参道は「琴坂」と呼ばれ、隠れた紅葉スポットとして密かに人気を集めています。

傍の谷川のせせらぎが琴の音のように響くところからこの名がつけられたとか。

見頃は11月下旬から12月上旬。見事に色づく紅葉のトンネルは訪れた人を魅了します。前庭のツツジやサツキも美しく、琴坂のモミジと合わせて宇治の十二景のひとつになっているそう。

 

写真協力:宇治市

 

日本の古き良き風景を感じてみてはいかがでしょうか。

 

▼宇治市観光協会
https://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/

 

箕面大滝(大阪府)

写真提供:(公財)大阪観光局

 

日本の滝100選に選ばれている落差33mの箕面大滝。流れ落ちる滝の姿が農具の「箕」に似ていることから名付けられました。箕面市という地名の由来もここから付いたとか。

古くから紅葉の名所として知られた景勝地で、秋になると多くの人で賑わいます。真っ赤なカエデ越しに見る大滝はまさに絶景中の絶景。真っ白な滝の飛沫と真っ赤なモミジのコントラストは我を忘れるほどの見事さ。

 

写真提供:(公財)大阪観光局

 

見頃は11月中旬から12月上旬。

写真提供:(公財)大阪観光局

紅葉前の腹ごしらえに「もみじの天ぷら」がおすすめ。軸が柔らかい食用もみじを栽培し、秋に色づいた葉を一年以上塩漬けにしたものを小麦粉、砂糖、ごまの衣で揚げたシンプルなお菓子。もみじの天ぷらを片手に、滝と紅葉のコラボを楽しんで、お腹も心も満たしてみてはいかがでしょうか。

 

▼箕面市観光協会
https://minohkankou.net/sights/area/minohotaki/

 

長谷寺(奈良県)

 

奈良県桜井市の初瀬山の中腹に位置し真言宗豊山派の総本山として全国に3,000余の末寺を持つお寺、長谷寺。桜、牡丹、あじさい、紅葉など1年を通して季節ごとの花々が楽しめるお寺として、別名「花の御寺」と呼ばれています。

仁王門から本堂へ続く399段もある石段の登廊や舞台造りになっている本堂、約200mの屋根が続く回廊、昭和の名塔と名高い五重塔など、歴史的に価値のある建造物を楽しむことができる有名な観光スポットです。

 

 

中でも紅葉の時期に本堂で見ることができる「床もみじ」は絶景のひと言。舞台から眼下に広がる里山の紅葉風景も見逃せません。見頃は11月中旬から12月上旬。

飛鳥時代から続く歴史ある色合い豊かな紅葉を目に焼き付けてみてはいかがでしょうか。

 

▼長谷寺
https://www.hasedera.or.jp/

 

紅葉渓庭園(和歌山県)

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

 

8217平方メートルの広さを持つ江戸時代初期に造られた大名庭園、紅葉渓庭園。その名の通り秋の季節に最も美しい風景を見ることができるます。自然の起伏を巧みに利用した紀州藩祖徳川頼宣が造営した江戸初期の庭園として歴史深い場所です。

池の水面に映るモミジなど風情ある景色を鑑賞でき、秋には多くの人が訪れ賑わいをみせます。庭園の隣には、斜めに架かる廊下橋として全国的に珍しい構造となっている「御橋廊下」が復元されました。

池のほとりに建つ鳶魚閣(えんぎょかく)や池の中央にある舟の形をした御舟石など、紅葉の風情をいっそう趣深く感じられるスポットも多くあるようです。見頃は11月下旬から12月上旬。庭園内の茶室では本格的な抹茶を楽しむこともできるそう。抹茶と紅葉、日本らしい秋を堪能してみてはいかがでしょうか。

 

写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

 

▼和歌山県観光連盟
https://www.wakayama-kanko.or.jp/spots/4/

 

瑞宝寺公園(兵庫県)

写真提供:一般財団法人神戸観光局

 

有馬温泉の南東部に位置し1873年に廃寺になった黄檗宗(おうばくしゅう)瑞宝寺の跡地を、神戸市が1951年に公園として整備した瑞宝寺公園。

秋になると2500本のカエデが色づきます。その光景を見た豊臣秀吉は「いくら見ても飽きない」と語ったと伝承され、別名「日暮の庭」と呼ばれています。また、秀吉が愛用した石の碁盤も残されているとか。

紅葉シーズン限定でオープンする「もみじ茶屋」に足を運んでみてください。美しい紅葉の下、真っ赤な番傘が並ぶお店は見ているだけでもわくわくします。茶屋にはぜんざい、黒蜜だんご、甘酒、ワイン、抹茶、ホットコーヒーの他、お食事も楽しめるそう。

 

写真提供:一般財団法人神戸観光局

 

見頃は11月上旬から下旬。木々の隙間から差し込む光と、色とりどりの紅葉が織りなす美しい景色を見ながら喫茶での飲食を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

▼有馬温泉観光協会・有馬商店会
http://www.arima-onsen.com/facility_info103.html

 

 

◆◆紅葉が興趣をそそる

肌寒くなってきた今日この頃。美しく染まった木々を見ると今年もこの季節がやって来たか、と思うでしょう。紅葉の楽しみ方はただ見るだけ、ではありません。実は快適にのんびり過ごすことができる秋は、キャンプをするのにもおすすめの時期。家族や友人たちとこの時期ならではの景色を見ながら、秋という季節を満喫してみるのもいいかもしれません。

 

次回は、紅葉スポット中国・四国編。

大自然に囲まれている紅葉スポットが多数点在する中国、四国地方ではどんな光景を眺めることができるのでしょうか。

 

※お出かけの際は、色づき状況や紅葉イベント開催情報など事前にお問い合わせ先にご確認ください。

※新型コロナウイルス感染拡大予防対策について、その他の最新情報などは公式サイト等でご確認ください。

 

 

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