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成功者流睡眠の法則!① 6~7時間はウソ?ベストな睡眠時間を知る方法とおすすめの寝室づくり

「成功」にとって必要不可欠なもの……それは人生の3分の1を占めるとも言われている、睡眠時間の充実です。

実際には、3分の1に達するかどうかは人それぞれですがいい形で睡眠を取る、ということは、心の健康のために必要なことと言えるでしょう。

 

今回は心理カウンセラーの立場から、睡眠の時間、そして寝室の作り方についておすすめの方法を紹介していきます。

眠りに風水は関係ある?寝室の方角で良い向きとは?

まずは寝室を家の中のどこに置くのがベストか?ということから考えてみましょう。

 

眠りと言えば寝室、寝室と言えば「方角や風水」と考える方は、必ず一定数います。

私がある不動産屋の社長さんにお話をお伺いした時に、やはり家をお探しの方の中には、風水を気にかけてアドバイスを求めてこられる方がある程度はいらっしゃる、とのことでした。

 

風水には心理学的な、あるいは科学的な根拠がありません。

ですからこれは、昔からの伝承、おばあちゃんの知恵袋的なものだと思えば良いでしょう。

細かいことのように思われますが、やはり事業などで成功される方の中には、このような根拠のないことこそ気にかけたいと考えている人は多いように思います。

 

風水に見る「寝室・枕のいい方角」は?

さて科学的根拠はないと言い切ったものの、風水はどうしても太陽の向きや光の具合と関連してきます。

心理学的に見れば太陽光の当たり具合は、心に影響を与えますから、科学的なことが分かっていなかった時代から、太陽や影の影響を観察した結果が風水になった、とも言えるでしょう。

 

そんな風水において寝室は基本的に「どこにあっても良いもの」で、唯一良くないとされるのは、北に窓のある北側の寝室です。

北東側の窓も、おすすめはできないものと判断されます。

 

要は寒々しい風が入りそうな位置の寝室は推奨されない、という解釈ですが、北側に寝室があることそのものは凶ではありません。

家族運が高まるとも言われていますので、家族との円満をあえて願う時は北に寝室を設けるのもいいでしょう。

 

事業、仕事関連の運を高めるのは、東南、南、西北の3箇所です。

特に一家の大黒柱にとって吉となるのは西北。東南や南は人脈を深め成功を近づけると言われます。

 

他の方角の寝室も、事業運よりも心身の働きを助け安定させると言われていますので、凶の方角ではありませんが、いずれの場合も枕を南あるいは西に向けるのは自己主張が強くなりすぎたり、感情が不安定になったりすると言われているため、東南や東向きの枕をおすすめします。

 

 

やはり太陽光には、人間に「セロトニン」という幸福ホルモンを出させる効果があり、朝から太陽光を浴びると心も穏やかになると言われます。

風水でも東や東南の枕が「推される」理由は、セロトニンにあるのかもしれません。

 

睡眠時間は何時間が正解?67時間は適当なのか

一時期、睡眠時間は67時間にすると健康が保てる、などと言われたことがありました。

しかし忙しい人ほど「眠る時間を削ってでも……」というところがあり、67時間も寝たくないなあと思ってしまうかもしれませんね。

 

逆にもっと眠りたい、という人から見ても、睡眠時間を限られるのは困った話でしょう。

実際、「○時間以上でも以下でも、病気にかかる確率が上がる」といったような統計はありますが、全体の平均と「あなた個人」とは別のものです。個人個人に合った睡眠時間というものがあり、それは「自分がスッキリすればOK」といった種類のものに過ぎません。

 

ただし、スッキリと眠り目覚めるためには、いくつかの条件もありますのでご紹介しておきます。

 

ちょうどいい睡眠=「熟睡」ではなく「まあまあ寝られた」

スッキリ寝た!という感覚について、大多数の人は「物音がしても気付かないくらいに熟睡した!」ということを示していると解釈するようです。

しかし実はこれが案外、間違っていることは知られていません。

 

「目を閉じて、開いたら朝が来ていた。寝ている間の記憶がない」

 

というような睡眠を毎日取れている人は、頭脳労働か肉体労働かで相当毎日疲れている人です。

小学生の時、遠足から帰って来た晩に沈むように寝た経験がある人もいると思いますが、毎日がそのレベルの労働量ということ。

 

肉体労働の量が少ない現代人は、多くの人が「入眠に時間がかかる」「早起きしてしまう」「夜中に目覚めてしまう」といったことなどを経験し、さらに「朝ぼーっとしている」ためにこれを「スッキリ眠れない」と考えてしまいます。

 

ところが、この眠りは標準です。

朝起きて、ぼーっとしているけれど「いつの間にか数時間が経っていて、まあまあ寝たかもしれない……」というのは、ご本人が思っているよりも案外眠れているのです。

 

 

問題は、「自分は眠れていない」という感覚によって「もっと寝なくては!」というストレスを抱え、ますます眠れなくなる状態を引き起こしてしまうところにあります。

この悪循環は昼間のストレスにもつながってしまうため、まずは「まあまあ寝られているのなら良い」という感覚をマスターすることが大事です。

 

寝ても寝ても疲れが取れない=寝過ぎている

全く逆のパターンで、寝ても寝てもまだ疲れた感じがしているので、睡眠が足りていないのかと思ってもっと寝る……という人もいますが、これは事情がない限りおすすめできない方法です。

 

なぜなら、長時間寝ることによって、肉体も心も疲れるから。

同じ姿勢を保ち、血行が悪くなり、動いていないのでストレスが溜まり疲れを感じるメカニズムとなっています。

 

その頃にはもう熟睡できるような疲れはありませんので、浅く眠り、起きて、疲れを感じてまた浅く眠る、といったような状態を繰り返しがち。

熟睡できてない、という感覚がさらなるイライラを招きがちです。

 

起きた時に、なんか疲れちゃったなあ、肩もこったしだるいなあ……という感覚があるなら、そのままもっと寝るのではなく、とりあえず一度起きて体を動かし、水分補給をする等の工夫がおすすめ。

また忙しい人ほど、休日は「寝だめ」をしようと試みることがありますが、こちらも疲労感、倦怠感がイライラの元になりやすいのでおすすめはできません。

 

◆◆香りや優しい光で準備してから入眠を

眠りにつく前には、何かリラックス効果をもたらすようなことをしてからベッドに入るのが、深い眠りを導くためには良いと言われています。

これには2つの理由があります。

1つは、実行したことによるリラックス効果で、緊張が緩み、眠りに入りやすくなるということ。

もう1つは、条件反射的に眠りが導かれるということです。パブロフの犬という有名な実験がありましたが、「これをしたら寝る」というような条件付けが行われることで、体が寝ることを覚える利点があります。

 

おすすめはラベンダーやベルガモットなどのアロマで、香りをかぐことで心身共にリラックスしますし、眠りも導きやすくなります。

ただしアロマの中には、目が冴えるものもありますので、選ぶ時は注意してくださいね。

 

もう1つ、お部屋の照明を寝る12時間前から落とすことで、脳を「眠りモード」へと導くことができます。照明の色も、白い光より、赤味のある、弱い炎を思わせる光がおすすめです。

ここでアロマキャンドルを用いる方は、火気にあたりますので充分にご注意を。

 

そして眠る時は、小さな明かりがついた状態よりも、実は真っ暗にしたほうが眠りが深くなるのだとか。

ここで話を風水に戻すと、風水では遮光カーテンを引くことが重視されます。

 

なぜなら、眠っている間に窓の外から良い気を取り入れ、その良い気を逃がさないためにカーテンを引くのだそうです。

現代では、窓の外が明るいのは珍しいことではありません。部屋の照明を完全に落とし、窓の外からの明かりを遮断することが、科学的な眠りのメカニズムにも合っているのはとても不思議なことだと思います。

 

 

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