爬虫類とは、乳腺や汗腺、皮脂腺などが発達しておらず、一部の例外を除いて全身が鱗で覆われている動物のことをいいます。代表的な生物は、トカゲ、カメレオン、ヘビなど。
事実、爬虫類を飼育する方も年々増加傾向にあるのだとか。
今回はエキゾチックアニマル~爬虫類編~をお届けします。これを読めば苦手なあなたも爬虫類の魅力に惹きつけられるはず⁉
そんな爬虫類たちと触れ合うことができるカフェ情報も併せてご紹介します。
目次
01/ヒョウモントカゲモドキ
飼育が簡単で、必要な設備も少なく、体も丈夫なので、爬虫類初心者の方におすすめ。表情や仕草が可愛く学習能力があるので、餌をくれる人、危害を加えない人と理解し、飼い主に慣れるとのこと。
臆病な性格なので、ゲージを叩くことは厳禁。また、騒音などにも敏感なので、なるべく静かな場所で生活させてあげることがポイントです。肉食動物なので餌は主にコオロギやミルワーム。寿命は10年~15年。適度な距離感で信頼を築いていくようにしましょう。
02/ヘルマンリクガメ
性格は、好奇心旺盛な子もいれば、おとなしい子まで様々。学習能力があり、飼い主を理解することができるとのこと。
子供のころは60㎝ほどのケージで十分ですが、成長を遂げると120㎝ほどのケージが必要です。衣装ケースなどで代用している方も多いのだとか。また、水入れは水浴びやフンをするため、乗ってもひっくり返らないような重さがあるものにすることがポイントです。
雑食ではありますが、野菜や野草を与えることが好ましいとされています。甲羅の成長のため餌をあげるときは、爬虫類用のカルシウムパウダーを振りかけてあげましょう。寿命は20年~30年。特徴を正しく理解すれば、長い間寄り添うことができるパートナーになってくれるはず。
03/コーンスネーク
人懐っこく、ハンドリングのしやすさはヘビの中でトップクラスだとか。お腹の模様がトウモロコシに似ているということや、トウモロコシ畑でよく見かけたことから名付けられたそう。
体長は120㎝~150㎝程になるので、あらかじめ大きめのケージを用意するようにしましょう。ヘビは寒さに弱いとされていますが、コーンスネークはヘビの中でも寒さに強い種類。そのため、パネルヒーターがあれば冬の寒さにも十分耐えることができます。
餌はピンクマウス。生きている虫しか食べないヤモリなどに比べると餌の管理は楽といえるでしょう。寿命は18年程。帰巣本能がないため、脱走しないよう注意することをお忘れなく。
04/レッドイグアナ
賢い頭脳を持ち、自分の名前や飼い主の顔を覚えるそうで、中にはトイレの場所を覚える子もいるのだとか。攻撃的なところがあるので、しつけが大事とされています。
水遊びが好きなので、定期的に水浴びをさせてあげましょう。草食のため餌は白菜やキャベツなど。また、イグアナ用の餌も販売されているのでそちらもおすすめ。
寿命は10年程。飼い主に慣れれば飼育しやすいですが、180㎝程の体長になり力も強いので、飼育する場合は最後まで責任を持つことができるか、よく検討することをおすすめします。
05/パンサーカメレオン
ゆっくりとした動作で、人にも慣れやすく、触れ合うことができます。乾燥に弱いため湿度を保つことがポイント。また、飼育難関として挙げあれるのが、脱水になってしまうこと。命にかかわってしまうので、1日に数回、霧吹きなどで葉や枝に水をつけるようにして脱水を防ぐことが大切です。
また、上から見られることが苦手なので、自分よりも上の位置で生活できるようにします。基本的に生きている昆虫しか食べません。しかし昆虫だけでは栄養に偏りが出てしまうため、爬虫類専用のカルシウム剤をふりかけてあげましょう。
寿命は3年~7年。飼育の難易度が高めなので、念入りに準備することをおすすめします。
爬虫類と触れ合うことができるカフェ
01/【宮城】ジュラの杜
東北初出店の爬虫類カフェ。
おしゃれにレイアウトされた爬虫類の展示をゆっくりくつろぎながら見ることができます。恐竜の見た目に近いレッドテグーや、最大全長2m~4mになるカーペットパイソンと触れ合うこともできるのだとか。
02/【東京】東京スネークセンター
日本初のヘビカフェ。
白と黒を基調としたモノトーンの店内では、色とりどりのカラフルなヘビたちが主役。また、生体販売もおこなっており、希望や経験・環境などから、ふさわしい1匹と出会えるようサポートしてくれるそう。
旅行などで面倒を見ることができない場合、便利なペットホテルも利用可能です。預かり期間中は健康チェックもしてくれます。
03/【愛知】大須モンスターOOZOO
名古屋市の真ん中、大須にあるカフェ。
ヘビやイグアナ、珍しいカエルやタランチュラまで見ることができます。生体販売も検討しているようなので、興味がある方はスタッフまで。Instagramではたくさんの動物たちの日常を見ることができます。
▶https://instagram.com/oozoo_monster?utm_medium=copy_link
04/【大阪】爬虫類きっちゃ アゲイン
滞在時間に制限がなく、爬虫類仲間の憩いの場所であるカフェ。
生体販売も行っており、爬虫類についての相談にものってくれるとのこと。「アゲイン撮影会」という撮影会では、爬虫類の盛れる写真を撮ることができるそう。自分の飼っている爬虫類をかっこよく撮影したい方におすすめです。
▶http://cafe55again.web.fc2.com/
05/【京都】爬虫類カフェFunny Creatures Forest 京都祇園店
生体販売やペットホテル、雑貨やオリジナルグッズを販売しているカフェ。
ホームページにて、写真や特徴などを詳しく説明し販売しているようです。Twitterでは爬虫類たちの色鮮やかな写真やご飯を食べる様子などを見ることができます。
▶https://f-c-f-kyotogion.ocnk.me/phone/
◆◆エキゾチックアニマルと関係を深めて
いかがでしょうか。
今回ご紹介したのは、個性あふれるユーモラスな動物たちでした。
意外な相手と恋に落ちるのが、恋の定義。苦手だと思っていたあなたこそ、虜になってしまうかもしれませんよ。
ぜひ一度、エキゾチックアニマルの世界へ足を踏み入れてみてください。飼育を検討する方は、近隣の動物病院など、健康状態を相談できるような場所を探しておくことが大切です。