LIFE STYLE

10年婚活 vol.9~もう一度「結婚してください」~

相談所に登録する男性のほとんどが結婚できずに会費を徴収されて終わる中、こんな私が結婚できたのは、今までの努力100%というのは慢心だろう。

多くは運がよかった。運が巡ってくるのに、ここまでの時間が必要であったのだろう。

なんせ、海外でMBAを取得して外資系IT企業で1千万円以上の年収を稼ぐまでステータスを上げても、ここまで苦労したのだから。私でなければ引く手あまたなんじゃないだろうか?

 

私の学生時代の幾人かの友人は、私と同じくらいの年収を稼いで20代で結婚して子供を育てている。

それが普通なんじゃないだろうか。年収が低くても同じことだ。ある程度の収入と社会的ステータスがあれば金銭は大きなアドバンテージではない。美人女優やタレントが高額年収の一般人と結婚した話を聞くと、昔は高収入であることが理由と思っていたが、今はお金よりもっと別の理由があるように思う。

もちろんこれは異性に愛されるかどうかの話で、私でも誇れる部分が多くあることはわかっている。でなければここまでのステータスは築けなかった。

 

2019年、コロナウイルスが世界に広まり、2人の仕事や生活にも大きな変化が出てきた。

仕事は自宅待機やテレワークが中心となり、外出は買い物と近所の散歩くらいになってしまった。もし一人暮らしがお互い続いていたら、どうなっていたのかわからない。コロナ過で一緒に過ごす時間が長くて離婚したとか話に聞くが、私たちは同居しているから助かった。

窮屈に感じる時もあるが、もし一人暮らしで巣ごもり生活、テレワーク生活が続いていたかと思うと、精神衛生がどうなっていたかわからないし、巣ごもり状態で婚活を続けることができたのかもわからない。

 

また、聞くところによるとコロナ過の婚活はオンライン(ZOOMなど)でファーストコンタクトを行い、交際もオンラインが中心で相談所もオンライン向けのカウンセリング、例えばパソコン画面の映り方、照明、背景のアドバイスなどを行っているらしい。

待ち合わせ場所までの移動時間と費用は節約できるがどこまで効果があるのかわからない。

 

結婚にはいろいろな考えがあり、私も悩んだが、私が結婚したことは正解だった。努力は報われた。そして2人は未来へ向かう。この結婚を機に人生を前進させる。

 

 

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やっと入籍することができた私だが、二人の結婚生活は如何に…!? 次回最終章!