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【今年こそは焼きたくないVOL.2】正しい日焼け対策で将来後悔しないために!

平年より厳しい暑さになると言われている今年の夏。各地で熱中症警戒アラートが出されるなど、厳しい暑さに見舞われていることがわかります。

また、最近では日本で働くインド人の方のツイートが話題に。40万以上の“いいね”が付けられたそのツイートは「ダメだ…インドより暑い…」という2枚のスクリーンショットと共にツイートされた、日本の暑さを嘆くものでした。

そんな厳しい暑さに欠かすことができないのが「日焼け対策」。前回は日焼けの原理や日焼け止めの正しい塗り方、やってはいけない日焼け対策など基本的な知識についてご紹介しました。

今回は、日に焼けてしまった後の早急ケアや、効果的な日焼けグッズ、食べ物、シーンに合わせた日焼け止めアイテムについてご紹介します。ぜひ記事を参考にしてみてください。

前回:【今年こそは焼きたくないVOL.1】正しい日焼け対策で肌トラブルゼロへ!

 

01/日焼け後の早急ケア

うっかり日焼け止めを塗り忘れてしまった、という経験がある方も多いのではないでしょうか?そんな時はできるだけ早くケアすることが大切です。

ここでは日焼け後にすべきケア方法とおすすめアイテムをご紹介します。

■冷やす

日焼け後の肌は紫外線によって炎症を起こし、軽いやけどと同じ状態になっています。冷やすことでほてりを鎮め、炎症の進行を最優先に抑制しましょう。

冷やし方は流水で冷やす方法や濡れタオルで冷やす方法、氷や保冷材で冷やす方法など、どれも簡単ですぐに取り入れることができるものばかり。また、冷蔵庫で冷やしておいたシートマスクを使用するという方法もあるようです。

 

■保湿

日焼け後の肌は脱水状態。たっぷりと水分を補給してあげましょう。使用するスキンケア用品は刺激が少なく保湿力の高いものがおすすめ。

つける際は叩くようにするのではなく、肌の奥まで染み込ませるように優しく浸透させましょう。また、使用料が少なすぎると水分が十分に行き渡らない恐れがあります。

 

■美白化粧品

肌状態が落ち着いたら1ヶ月間はシミケアを。美白化粧品はメラニンの排出効果を促し、シミをできにくくする効果があります。

紫外線ダメージは蓄積するものなので、化粧水などの普段使用しているスキンケアを美白効果のある物に変えたり、美白効果のあるシートマスクをプラスしたりするなどして、積極的に美白化粧品を取り入れるようにしましょう。

 

■水とビタミンの摂取

肌の水分が失われ乾燥しているので、肌にできるだけ水分が届きやすくなるよう常温の水をたっぷりと飲みましょう。1時間にコップ1杯分が目安です。

また、ビタミン類の摂取は必須。日焼けしたと感じたら、意識的に摂取するように心がけましょう。抗酸化作用を持つビタミンCAEなどのサプリメントを取り入れるのも効果的とか。

 

日焼け当日は、シャワーだけにして湯船につかるのは止めておきましょう。まずは、日焼けによる赤みが落ち着くまで冷却と保湿を徹底することが大切です。

その後は美白ケアとインナーケアを徹底するようにしましょう。

 

02/日焼け対策にビタミンACE(エース)

日焼けした肌のダメージを回復させるには、ビタミンACEが重要です。これらのビタミンには高い抗酸化作用があり、紫外線を浴びることで生じた活性酸素を抑制して肌の老化を予防します。

ビタミンCが良いというのは有名な話で、皆さんもご存じかと思います。しかし、ビタミンAやビタミンEを多く含む食べ物にも日焼け対策に欠かすことができない栄養素がたっぷりと入っているのです。『ビタミンACE』を意識して体の中からも紫外線対策を行いましょう。

■ビタミンA

強い抗酸化作用を持ち皮膚を健康に保つことや粘膜の維持に必要な栄養素を持つビタミンA

肌の潤いを保ち、ハリを与え、古い角質層を除去してターンオーバーを促す作用や紫外線から守る働きがあります。ほうれん草・にんじん・レバー・小松菜・モロヘイヤ・カボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれます。

 

■ビタミンC

強い抗酸化作用を持ち、メラニンが過剰に作られるのを抑制するサポート役のビタミンC。シミやそばかすの原因にアプローチしてくれるだけでなく、ターンオーバーを促してメラニンの排出やメラニンを元に戻す効果も。

さらに、コラーゲンの生成をサポートする働きもあり、肌のハリや潤いを守ります。柑橘類・いちご・ブロッコリー・小松菜・キウイ・パプリカなど野菜や果物に多く含まれます。手軽に摂取する方法として市販のアセロラジュースもおすすめです。

 

■ビタミンE

血行促進作用があり「若返りのビタミン」とも呼ばれるビタミンE。血行促進によって、代謝がよくなり肌のターンオーバーが促進されます。

また、手足の先まで血液が行き渡るようになることから夏の冷え対策にも有効だとか。卵・アボカド・アーモンド、胡麻などに多く含まれます。

 

03/シーンに合わせた日焼け止めアイテム

紫外線を防ぐためには、日焼け止め以外のアイテムも使用することが重要です。

ただ、日焼け対策アイテムもなんでもいいわけではありません。日焼け止めを含め、UVカット効果の高い素材を使用したアイテムを選ぶようにしましょう。


■日焼け止め

SPFは、紫外線のUV-Bへの効果、PAUV-Aへの効果を示し、数値が高いほど紫外線を防ぐ能力が高まります。さまざまなタイプの日焼け止めが販売されているので、通勤やレジャー、テクスチャなど使いやすさや肌質を考慮して選ぶことをおすすめします。

 

■日傘

紫外線遮蔽率90%以上、もしくはUVカット率90%以上の表示があるものを選ぶことをおすすめします。

裏地が黒い傘を選べば、地面からの照り返しも防ぐことができます。晴雨兼用タイプや折り畳みタイプなどがあるので、使いやすさによって選ぶと良いでしょう。

 

■アームカバー・帽子

タグにUVカット表示があるものを選ぶようにします。日傘をさすことができない自転車や車の運転中などに活躍します。両手が空くのでレジャーにも最適です。

 

■サングラス

偏光グラスを使用したものや紫外線透過率1.0%以下、もしくは紫外線カット率99%以上の表示があるものを選ぶようにしましょう。

 

 

◆◆将来の自分が後悔しないために

いかがでしたでしょうか。

日焼け後のケア、食べ物でできる内側からのケア、紫外線対策アイテムについてご紹介しました。悩んでも紫外線はなくなることはありませんが、対策を徹底することによって紫外線に対する嫌な気持ちはなくなるかもしれません。まだまだ続く暑い夏。将来の自分が後悔することがないようできることから始めましょう。

 

前回:【今年こそは焼きたくないVOL.1】正しい日焼け対策で肌トラブルゼロへ!