BEAUTY

幼いころからニキビに悩まされてきた美容ライターがたどり着いた効果的な方法とは? VOL.2ハーブピーリング

ピーリングで調べているとハーブピーリングという方法があることを知り、気になったので施術を行っているエステへ通うことにしました。

肌の表面部分である古い角質を剥がしていくものではなく、ハーブのとても細かな棘を使い、奥に眠っていた老廃物やニキビや肌荒れの原因となる菌を排出し、改善していくという仕組みだとカウンセリングで教えてもらいました。

 

前回:幼いころからニキビに悩まされてきた美容ライターがたどり着いた効果的な方法とは?VOL.1ダーマペン(マイクロニードル療法)

 

ハーブピーリングとは、植物由来のハーブや海藻由来の成分を使用して肌の再生を促すピーリングの方法の一つです。

 

このハープピーリングには、剥けないハーブピーリングという施術後皮膚の剥離がなくダウンタイムが必要ない優しいピーリングと、剥けるハーブピーリングと言って、施術後数日間に肌の皮がむけていくようなダウンタイムが必要となる強いハーブを使う施術があります。

 

剥けないハーブピーリング

私が通ったサロンは独自で調合したハーブを使用しており、剥けないハーブピーリングでの施術でした。

 

施術の手順として、まずはクレンジング。毛穴の洗浄を行ない、顔の肌表面をキレイにします。その後ハーブをその場で調合し、十分に保湿した全顔にピーリング用のハーブを塗っていきます。

このハーブですが天然ものだけで作っているので、万が一口に入ってしまっても害はないということで、唇も含めた顔全体をピーリングしてもらいました。

実際のピーリング方法は、顔にハーブを広げた後、マッサージする要領で優しく顔全体にハーブを揉み込んでいきます。数分続けると、ハーブともに水分が吸収されて乾いてきます。その都度スプレーで水分を足しながら、繰り返しマッサージしてもらいます。所要時間は、だいたい30分ほどだったと思います。最初に顔に乗せたハーブの量よりも、ハーブは少なくなっていきます。

ハーブを揉み込んでもらった後は、鎮静成分が入ったパックや成長因子などの美容成分が入ったバックをします。数分後、首と肩まわりのマッサージをして保湿してもらい施術は終了です。このような流れでハーブピーリングの施術を行いました。

私が受けたのは剥けないハーブピーリングだったので、当日からお風呂に入ることも、洗顔することも可能でした。特に皮膚が剥けることも、痛みを感じることもなかったです。翌日から徐々に肌の奥に潜んでいたニキビや肌荒れが浮き出てきて、一気に肌が荒れ始めます。

その肌荒れが治まってきた施術から3日後〜1週間後くらいが、1番肌の調子が良くて毛穴も気になりにくく、新しいニキビが増えることもなく効果を実感できました。これをだいたい 2週間に1度程度繰り返すことで、奥にある老廃物がキレイにピーリングされていき、肌自体が強くなり、肌質が改善されるという効果が期待できるようです。

 

私はニキビや肌荒れができやすい肌質を改善させたかったのと、赤みやクレーターを治したかったので半年ほど通いましたが、徐々に施術後翌日から浮き出てくるニキビや肌荒れが少なくなっていきました。

実際に肌を触った感じも柔らかくなっていて、奥に眠っているものがなくなってきたようでした。毛穴の減少とニキビや肌荒れに強くなり、肌質が改善されたことを実感しました。

 

正直、赤みや肌の凹凸クレーターについては少し減ったのですが、そこまで大きく変化はなかったです。そのような効果を感じるにはもっと時間と回数が必要なのかもしれません。または、剥けるハーブピーリングほどのピーリングの強さが必要なのかもしれません。

その他に施術の中でとても嬉しかったことが、天然のハーブなので安心感があるということ。また、ハーブの香りを感じながら顔全体をマッサージして揉み込んでくれるというのが凄く心地良かったです。リラクゼーションの1つとして、肌の改善もできるということで半年間通い続けることができました。

私が通っていたところは一回の手術で1万円弱。回数券でまとめて買うとさらにお安くなるという仕組みで、施術後の成長因子や美容液を含んだパックはさらにオプション料金がかかりました。

 

ハーブピーリングの施術を受けるために大切なこと

 

半年通ったサロンは少し通いにくい立地だったので、別のハーブピーリングの施術を行っているサロンに変えることにしました。

2軒目のカウンセリングで初めて知ったのですが、日本で流通されているハーブピーリングは2種類あるということです。それは美白や毛穴開き・保湿に特化したものと、毛穴の汚れや皮脂分泌が多い方向けのものです。

どちらも同じ成分の漢方で出来ているので、ほとんど効果は変わらないですが、特徴として強いて挙げると、それぞれの強みが違っているので、もしハーブピーリングを受けようと思っている方は、どのようなハーブを使っているのか確認し自分の肌にあったもの、期待している効果が得られるハーブで施術してもらうことをオススメします。

 

私は新しく通ったサロンでどちらも一回ずつ試しましたが、施術後の効果に差を感じました。

初めに後者を行った時には特に小鼻の毛穴が減り、ニキビによる凹凸にすごく効果を感じられ、翌日の好転反応とされる肌荒れもたくさん表れていました。

 

保湿はパックで補うように説明を受けました。夏の時期に行いましたが、施術後数日の間は少し乾燥しやすかったように思います。

2回目に美白や毛穴開き・保湿に特化したものは、行った直後すぐに肌のトーンアップが感じられ、肌の水分量やモチモチとしたハリを感じられたのを覚えています。ほうれい線も薄くなっていました。ハーブピーリングの施術自体が2回目だったこともあると思いますが、1回目に比べて、数日間の肌荒れは少なかったです。

このように、期待しているピーリング効果はどちらもあるけれど、プラスアルファで多少の違いがあるという感じです。

 

2つのサロンの違いについてですが、初めて行ったところでは全顔と唇の施術でした。2軒目のサロンでは、全顔と首の施術でした。

このように、エステサロンによって細かなサービス内容が異なります。また、2軒目の1回目を行った時だけ肌への塗り込み方が違っていて、摩擦がより少ないように手のひら全体で押し込むというのを繰り返し行っていました。1軒目と2軒目の2回目では、リンパを流すような要領で、指の腹を使いながら擦り込むという施術でした。ハーブの種類によっても浸透させる方法が違うのかもしれないです。

個人的には、指の腹で擦り込んでもらうほうが、マッサージに近くて気持ちよかったです。しかし、肌の摩擦について気になっていたのでそういった面では押し込むという方法は安心感がありました。

 

次は、剥けるハーブピーリングをやってみたいと思っていますが、ダウンタイムが35日必要になります。施術後24時間は顔を洗えず、3日経った頃から肌がむけていくそうなので、それを考慮してタイミングを考えないといけないですね。

その分、効果を実感できると思いますが。剥がれないハーブピーリングなら気軽にできるので、ぜひ一度試してみてください。

 

 

前回:幼いころからニキビに悩まされてきた美容ライターがたどり着いた効果的な方法とは?VOL.1ダーマペン(マイクロニードル療法)