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幼いころからニキビに悩まされてきた20代OLがたどり着いた効果的な方法とは? VOL.1ダーマペン(マイクロニードル療法)

私は小学生の頃からずっとニキビ、肌荒れ、ニキビ跡に悩まされてきました。

市販のものを一通り試した後、肌荒れで有名な某美容エステサロンに通っていました。科学的な薬品を使ったピーリングやビタミン、イオン導入、毛穴ケアの施術を受けましたが、個人的にはあまり効果を感じられなかったので、医療クリニックに足を運ぶことにしました。

 

初めての医療クリニック

あまり知識もなく、「フォトフェイシャルが気になる」くらいで初めて医療クリニックを予約しました。正直、何をしていいのかわからず、クリニックの看護師さんや医師とカウンセリングして、その当時の悩みであるニキビ跡やニキビ、クレーターについて相談しました。そこで、医師からオススメされたのがダーマペンでした。

当時最先端の技術として紹介され、医療系のピーリング方法として、その時点での私の悩みに一番効果があるということで勧められました。

今は少しずつ有名になってきて、名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、3年ほど前はまだ、あまり知名度はなかったように思います。

 

ダーマペン(別名 マイクロニードル)とは?

ダーマペンとは、すごく細い針で皮膚に傷をつけていき、人間の自然治癒力を使って肌の凹凸や赤み、クレーターを改善していく方法です。

このすごく細い針というのが、肌の深部まで届くことから施術と同時に美容液を使用することで、普段のスキンケアでは浸透できない深さのところまで美容成分を浸透させることができます。もちろん、肌の深部まで細かな針で刺すということなので、施術するにあたり痛みが伴いますが、人によっては感じないこともあり、痛みの感じ方には個人差があります。特に、骨に近くなる皮膚が薄い部分は強く感じやすいと言われています。そのため、一般的に施術の前に皮膚表面麻酔を勧められると思います。

そして、施術後ダウンタイムがあります。ダウンタイムは人によって差があり、私のように現れる場合もあれば(後述します)、ほとんど現れない場合もあり、個人差があるそうです。現れる期間や現れる度合いも様々です。実際に施術してダウンタイムの明けた2週間後くらいが、一番効果がわかるという説明を受けました。

 

ダーマペンの施術方法

このように私も医師から説明を受けて施術に入りました。

ここからは、実際に施術をしてみて感じたことや体感したことをお伝えしていきます。

まず、施術に入る前に看護師さんによるクレンジング。その後、皮膚表面麻酔を行うため、クリームを塗り数十分放置します。ここで様子を聞きに先ほどの医師が見に来てくれました。麻酔の状態を確認してダーマペンの施術に入ります。施術は看護師さんが、痛みを確認しながらペンのような機械を使用して進めてくれます。

ダーマペンの強さが調節できるようで、そこでどのくらいにするのか決め、打っていきました。この強さですが、もちろん強いほうが肌に効果が出やすいので、我慢できるならしたほうがいいようです。

痛みの感想ですが、私は全顔施術をしてもらったのですが、額がすごく痛かったです。逆にその他の部分はあまり痛みを感じなかったので麻酔の効果があったのかもしれません。ですので、額とその他の部分で強さを変えて打ってもらいました。

一通り全顔のダーマペンを打ち終わった後、成長因子の美容成分の入った鎮静パックをしてもらってすべての施術は終了となりました。

私が行った医療クリニックでは、美容成分の段階によって、オプションの料金が異なる料金設定だったこともあり、予算の関係で鎮静パックのみになりました。しかし、オプションで追加すれば、ダーマペンの施術をしながら美容液を使用することで、美容成分を肌の深部に浸透させていくような施術も可能でした。

50分〜1時間ほどで、全ての施術が終了しました。カウンセリングから全て含めて1時間半ほどだったと思います。

ダウンタイムとその状態

問題は、その後のダウンタイムです。

先ほど述べたように医師からどのような状況になるのか、カウンセリングにて説明を受けていましたが、私の場合、想像以上だったのです。これも事前の情報がなかったからかもしれません。

私の話しをすると、施術終了直後は少し赤みがある程度でマスクしてしまえばほとんど気になりませんでした。帰宅して夜になると顔は全体的に赤くなり、私はダウンタイムが大きく現れる施術が初めてだったこともあり、すごくショックを受けたことを覚えています。キレイにするために、特に赤みをなくすために行ったので、本当に効果があるのか、このままになってしまうのではないかと不安になりました。

ちなみに、手術後 24時間は顔を洗うことができません。その日の夜と次の日の朝は洗顔ができないのです。ですのでお風呂は顔を濡らさないようにして入りました。特に摩擦がよくないこと、気になるようだったら水洗いは良いと説明を受けていたので、水でぱしゃぱしゃ洗いはしました。

あまり清潔に保てなかったためか、それとも普段のスキンケアができなかったのが原因かわかりませんが、翌日の朝、いつもは出来ない様な箇所に珍しく白いプツプツとした小さいニキビができていました。これは少し予防できる方法があったのではないかと思います。

場所によって赤みも違っていて、鼻の周りなど皮膚が薄いところは紫色に近い内出血のようになっていました。

そのほかは全体的にのぼせているような、赤いなあという程度です。だいたい3日ほどたった頃に赤みが引いてきてあまり目立たなくなりました。このダウンタイムの間、私も仕事をしていたので日曜日に施術し、次の日からマスクを着けて仕事をしました。職場の人からは特に何も言われることなく、気づかれませんでした。

もしかしたら気を使って声をかけないようにしてくれたのかもしれないし、元々の赤みからあまり変化がなかったのかもしれません。

 

感想は…

それから12週間ほどたった頃、1番肌状態が良くピークを迎えました。化粧のノリが良かったり、毛穴がなくなったり効果を実感しました。

私は1回しか行っていないので、クレーターやにきび、赤みにはあまり効果を感じなかったのですが、繰り返し定期的に行うことを推奨されているので、定期的に繰り返したらもっと良くなると思います。

また 、ダーマペンの手術時に成長因子やヒアルロン酸など美容液成分をオプションでプラスするとさらに効果を感じられたのかもしれません。料金は麻酔代・手術代・美容パック代込で2万円ほどでした。私の行ったクリニックでは全顔やってもらえたのですが、クリニックによって部分的だったり、1回目と2回目の価格が違ったりします。私のところも1回目は安かったのですが2回目からは料金が違う価格設定でした。

 

ダーマペンは肌の凹凸や毛穴、クレーターには1番効果がある施術なのではないかと思います。また、定期的に繰り返していくことで打つ強さ、針の浸透深さを決めていくことができるのでより効果的になっていくんだと思います。

機械を導入しているクリニックも増えているので相対的にこれからさらに料金も安くなっていくことを期待しています。

 

 

Next89日更新予定

ハーブのとても細かな棘を使い、肌の深部に働きかけ、奥に眠っていた原因菌を排出し改善していく施術・ハーブピーリングについてご紹介します。お楽しみに!