【三重県平山農園株式会社】無農薬甘夏『甘夏革命』

わたしたち平山農園は尾鷲に甘夏畑を作るべく1960年代に開拓された農地に移り住み、1970年から甘夏の出荷を開始しました。

三重県熊野灘沿岸の美しいリアス海岸を望み、世界遺産・熊野古道が通る「天狗倉山（てんぐらさん）」の麓で、わたしたちは約50年以上も甘夏栽培を行っています。

無農薬甘夏『甘夏革命』

農薬不使用・自家製有機肥料栽培で土壌を育成しました。

土壌菌による育成でコクのある栄養価の高い果実ができあがり、ペクチン、ビタミン、ミネラルが豊富で健康感抜群です。

17年もの育成で甘皮も美味しく、パイナップルカットで甘皮も一緒に食べてみてください。

内容量：5㎏（11個）　10㎏（22～24個）

甘夏栽培を始めた当初からお世話になっていた生産組合をやめ、無農薬の甘夏づくりに取り組んだのは1995年。

当時、甘夏を栽培していた母が農薬のにおいの強さに抵抗を覚えたこと、また、偶然頂いた有機肥料だけで栽培した甘夏がとても美味しかったことがきっかけとなり、私たち自身も、どんな人にも安心して食べてもらえる甘夏を作りたいと思い、一念発起して無農薬栽培へと転向しました。

無農薬栽培に切り替えてからの数年は、有機肥料による樹木の復元の実践研究を重ねました。

回復の早い木、復元の難しい木、多くの甘夏の木を世話する過程で試行錯誤を繰り返し、毎年若葉が出て葉が入れ替わるたびに害虫被害の受けにくい樹木に変わってきました。

現在では、米ぬかや菜種油粕、魚粉、もみがらなどを主原料に3ヶ月以上発酵させた自家製造有機肥料を使用しています。

私たちの作る甘夏を毎年「とても美味しい」とリピートしてくださるお客さまが多くいらっしゃいます。

試行錯誤してできた自家製造の有機肥料を使うことで、アミノ酸を多く含んだ土が育ちます。

また長年の無農薬栽培で害虫被害などから強くなった木々がアミノ酸を上手に吸収して、甘酸っぱいのにまろやかな甘夏が育つのだと考えています。