宮崎県綾町に拠点をかまえる株式会社グラスアート黒木は、ガラス工芸作家・国の卓越技能者「現代の名工」である黒木国昭が主宰する工房です。
作家個人の創作の場としてだけでなく、ガラス工芸作家を志す職人への技術の継承の場として、またガラス素材の社会的認知と普及活動を深め芸術をもっと暮らしに反映する活動を行っております。
良いモノが皆様の暮らしと心を豊かにしてくれると信じ、作家工房として独自の感性に基づいた作品を創出しながら近年薄れゆく日本の伝統や文化、歴史をガラスで表現し後世へ伝え残す伝道者として日々、創作に励んでいます。
グラスアート黒木 主宰 黒木国昭 作品
・花器 金・プラチナ象嵌「光琳」
琳派を代表する”尾形光琳”に深く思いを寄せ、金・プラチナ箔の多用や丹念なミルフィオリやパーツの象嵌(ぞうがん)により、日本の風土や花鳥風月などを繊細かつ豪華絢爛に表現した作品。
・クリアオブジェ 金彩「昇龍」
LED台座でライトアップすると龍と球体の気泡が光に浮かび上がり、ガラスの透明感と神秘的な魅力が更に引き立てられる大変縁起の良い作品です。
黒木国昭 略歴 1945年 宮崎県に生まれる 1978年 国家ガラス製品技能1級取得 1985年 薩摩切子復元事業参画 1989年 グラスアート宮崎創設 1991年 国の卓越技能者「現代の名工」受賞 1997年 エミール・ガレ「おだまき花形花器」世界100年ぶり復刻 2008年 イタリア国立カ・ペーザロ博物館(ヴェネチア)「琳派と広重の展開」展開催 2013年 創作50周年 台湾国立歴史博物館「日本台湾芸術文化交流展」開催 2016年 ドバイにてガラス芸術文化交流展開催 2018年 日本美の表現 黒木国昭ガラスアート香港展開催
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㈱グラスアート黒木 所属作家 谷口榮 作品
・花器 金・プラチナ象嵌「夢光琳」~時空の旅~
黒木ガラスの後継者として、師・黒木国昭の代表作「光琳」を継承した谷口榮。
そこに繊細なガラスの花模様を、絵を描くように新たに加えることで「光琳」と自身のシリーズ「時空の旅」を融合させた。
日本の伝統美を昇華した光琳柄と、独自の美しい世界を時空の狭間に咲かせた作品。
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所属作家 谷口榮 紹介 国の卓越技能者「現代の名工」である黒木国昭に師事すること28年。 師が築き上げた世界観の継承を正式に認められ、グラスアート黒木所属作家 谷口榮として活動。 デビュー作は「時空の旅」シリーズ。 師の教えである美しき和の心を忘れることなくガラスという素材と向き合い探求し、師から学んだ創作精神と高い技術力を黒木ガラスの正式な継承者として言葉ではなくものづくりを通して皆様に伝えていきたい。 日本ガラス工芸協会正会員。
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