地域の特徴と深く付き合う観光にスポット。
「京都・山科 創造の旅」は山科のお寺に名前を刻む旅。NFTでチケットを買い旅を所有するプランも。
山科旅感とトラディ合同会社が企画する「京都・山科 創造の旅」は、京都の伝統やお寺と観光を結びつけたガイドツアーで、丸一日かけて京都・山科の旅を楽しみます。
コースは3つ。
2022年12月3日、4日に開催された「刀を奉納するプラン」。
こちらは終了していますが、参加者は大石内蔵助と縁のあるコースを巡り、大石内蔵助が過ごしたお寺「岩屋寺」で、刀鍛冶と一緒に奉納する刀を制作しました。
今回おすすめしたいのが、2023年1月28日開催の「竹垣を奉納するプラン」と1月29日開催の「狂言を奉納するプラン」です。
「竹垣を奉納するプラン」は、竹垣職人で長岡銘竹株式会社で代表を務める真下彰宏氏。伝統で培われたノウハウを間近で学び、一緒に竹垣を作っていきます。今回は大石内蔵助にちなんだお寺「岩屋寺」の庭に竹垣をつくることもあり真下氏が考案した「大石垣」というオリジナルデザインの竹垣を作ります。
竹垣には「建仁寺垣」「金閣寺垣」などお寺の名前が冠されたものがありますが「大石垣」はお寺由来の歴史の偉人の名前を冠した竹垣で、参加者の皆様はプランによりそこに名前を刻んで頂きます。午前中に山科にある歴史をめぐるツアーを行い、大石内蔵助がこの地で何を考えていたのかに、思いを馳せ、午後から竹垣制作を行います。
伝統工芸/伝統芸能の専門家の指導のもと、本格的な作品を作り、お寺に奉納します。奉納することで、持ち帰り用の簡易なものを作る体験でなく、専門家が普段作っている作品を作ることができる他、新しい歴史の1ページになることができます。
※詳細はホームページ(https://make-history-in-yamashina.com/)もご覧ください。
※要事前予約
※制作にはサポートが付きます
2つ目の狂言は世界に通ずる喜劇の世界を演じ、奉納するプランです。
ポーランドでの講演、国内でのワークショップを数多く開催する狂言師、河田圭輔氏指導の元、古典ではなくオリジナルの狂言を大立寺の本堂で披露し奉納するワークショップ形式のガイドツアーです。
午前中にリハーサルを行い、その後、近隣のガイドツアーを行います。ストーリーの元となる場所が登場し、オリジナルのストーリーの背景を楽しみながら山科を鑑賞し、午後には、本堂で本番の狂言をご本尊に向け披露します。
「喜劇は世界に通じる」。本格的な喜劇の表現を学びながら、コミュニケーションの真髄に迫ってください。
※このプランには前日レクチャープランもございます。
※詳細はホームページ(https://make-history-in-yamashina.com/)もご覧ください。
※要事前予約
最後は1月28日に西陣にある勅使寺「妙顕寺」で開催する「京の美をめぐる旅の舞踏パフォーマンス」
株式会社WAliveが主催する「京の美をめぐる旅」のひとつとして開催される舞踏と音楽のパフォーマンス。伝統芸能にはカテゴライズされていませんが、舞踏は日本発祥のコンテンポラリーダンスであり、身体と哲学の総合芸術です。海外では、マインドフルネスや哲学的思想と静かな身体表現が結びつき、特に南米で多くの方に親しまれています。
今回の主役は舞踏白狐系の杜昱枋(ドゥユウファン)氏。北京での舞踏フェスの開催や、舞踏カンパニーの立ち上げを行い精力的に活動する注目のパフォーマーです。舞踏白狐系のメンバーとともにオリジナルの演目「一笛龍弦四海を舞う」を行います。
コラボレーションする古典雅楽をルーツに持つ龍笛・篠笛奏者であり作曲家の出口煌玲氏。ヨーロッパやアジアで数多くのツアーを行い現在は後進の育成にも力を注ぐ、篠笛・龍笛の第一人者です。
チケットは事前購入制です。
サイト:https://kyonobi.net/
チケット購入:https://kyonobi0128.peatix.com