日本海と中国山地に抱かれた自然豊かな鳥取県は、雄大な大山と日本一の広さを誇る鳥取砂丘をはじめ、変化に富んだ海岸線や四季折々の美しい自然が織りなす景色を楽しめます。温暖な気候に恵まれ、一年を通して四季が楽しめるのも魅力の一つ。そんな知られざる鳥取県の旬の魅力をトピックごとにご紹介！
心洗われる鳥取の旅へようこそ。癒しのスポット4選
大山や鳥取砂丘など、自然豊かな観光地として有名な鳥取ですが、実は癒しを求める人にも最適なエリアなのです。今回は、鳥取でおすすめの癒しスポットを4つご紹介します。
廃線跡で歴史と自然を満喫 旧国鉄倉吉線廃線跡
「日本一美しい廃線跡」と呼ばれる、幻想的な風景が広がるスポット。廃線となった駅跡や竹林、倉吉線鉄道記念館などを見学できます。全国的にも珍しいレールやホーム跡が残っており、トレッキングツアーも楽しめます。
住所：鳥取県倉吉市関金町泰久寺77-1
HP：https://www.kurayoshi-kankou.jp/haisen
マイナスイオンたっぷりの癒し空間 奥大山木谷沢渓流
せせらぎや小鳥のさえずりが聞こえる、非日常の空間が広がる渓流。四季折々の自然を満喫できます。地元ガイドによる写真スポット案内や、季節の植物解説などのツアーも開催されています。
住所：鳥取県日野郡江府町大字江尾1717番地1
HP：https://www.town-kofu.jp/2/spot/r681/r154/
迫力満点の絶景！ 今滝
高さ約44mを誇る大迫力の滝。岩壁に着生する貴重な植物や、遊歩道での自然観察、森林浴も楽しめます。神仏混交の滝として、竜王・不動明王が祀られています。
住所：鳥取県東伯郡湯梨浜町北福
HP： https://www.tottori-guide.jp/tourism/tour/view/335
100年の歴史を誇る洋館建築 仁風閣
日本庭園とフランス風ルネサンス様式を融合させた、美しい木造建築の仁風閣(じんぷうかく)。世界的にも珍しい柱のない螺旋階段や、格調高い室内装飾は必見です。現在は改修工事のため入館できませんが、ガイダンス施設「鳥取城跡・仁風閣展示館」が4月にオープン。
住所：鳥取県鳥取市東町2丁目121
HP：https://www.tbz.or.jp/jinpuukaku/
鳥取の緑と海を満喫！ 夏におすすめアクティビティ4選
鳥取県は雄大な自然と美しい海岸線が魅力的なエリアで、夏は特に過ごしやすく、様々なアクティビティが楽しめます。
山陰海岸の秘境「龍神洞」を探検！
鳥取県東伯郡岩美町にある「龍神洞」は、山陰海岸でも最大級の海食洞。幅8m、高さ10m、奥行き150mもの巨大な洞窟は、まさに神秘の空間そのもの。遊覧船に乗って海側から洞窟を眺められ、穏やかな日には洞窟内部に進入することもできます。
お問い合わせ：山陰松島遊覧
TEL：0857-73-1212
HP：https://yourun1000.com/ ※予約制
透き通る海に浮かぶ！？ クリアカヤック体験
鳥取県岩美町の城原海岸は、なんと透明度25mを誇る美しい海。海に浮いているような感覚で楽しめるのが「クリアカヤック体験」です。スケルトンボディのクリアカヤックに乗って、透き通った水面を漕ぎ進めば、まるで別世界に迷い込んだ気分を味わえるでしょう。
お問い合わせ：岩美町立渚交流館
TEL：0857-73-0118
HP：https://iwami.to/
鳥取のシンボル、大山に登頂！
中国地方最高峰の大山は、鳥取県のシンボルともいえる名峰。標高1,709mの山頂から、360度の絶景を楽しむことができます。また大山は、登山初心者向けのコースから上級者向けのコースまで、様々なコースが用意されているので、自分の体力に合った登山コースが選べます。
お問い合わせ：一般社団法人 大山観光局
TEL：0859-52-2502
詳細：https://tourismdaisen.com/climb/
鳥取砂丘を駆け抜ける爽快感！ ファットバイク体験
鳥取砂丘の雄大な景色を眺めながら、爽快に風を切って走ることができる「ファットバイク体験」。マウンテンバイクよりも太いタイヤをはいたファットバイクは、砂丘の上を安定して走行できます。初心者でも安心して楽しめるように、インストラクターによる丁寧なレクチャー付き。
お問い合わせ：Camel Cycle Club キャメルサイクルクラブ
TEL：080-6164-3451
詳細：https://www.torican.jp/spot/detail_1908.html （鳥取市観光サイト）
瑞々しい緑とキラキラ輝く海に癒される、鳥取のフォトジェニックカフェ3選
鳥取でおすすめの「映える」カフェをご紹介します。絶景を眺めながら美味しい料理を味わいたい方、自然の中で癒されたい方、写真映えするカフェを探している方におすすめです。
港カフェ 日本海の絶景を眺めながら新鮮な海の幸を味わえる
日本海近海で獲れた新鮮なアジを丸ごとフライにしたハンバーガーや、鳥取名産のホタルイカを使ったオリジナルバーガーなど、海の幸を存分に味わえるカフェ。店内から、美しい浦富海岸の景色を一望できます。
■港カフェ
住所：鳥取県岩美郡岩美町大谷2182
TEL：0857-73-1212
HP： https://yourun1000.com/minato-cafe/
小鳥のcafe Quince 森に囲まれた隠れ家的カフェで癒しのひとときを
八頭郡智頭町芦津の「みたき園」内にあるカフェ。三方にガラス窓があるため、森に包まれたような感覚に。沖ノ山の水を使った水出しコーヒーや、園で飼育しているチャボの卵を使った「こっこプリン」、季節の草花が添えられた「気まぐれケーキ」など、自然の恵みを存分に楽しめるメニューが豊富。
■小鳥のcafe Quince
住所：鳥取県八頭郡智頭町芦津707
TEL： 0858-75-3665
HP： https://chizukankou-kurashiya.jp/gourmet/restaurant/quince/
AOAKUA 店内はガラス張りで、鳥取の海を一望できる開放的な空間が魅力
オープンの9：30から11:00までモーニングが楽しめ、軽食メニューも充実。イチオシは、ハワイの定番おやつ「マラサダドーナツ」。海とリンクした爽やかなマリンブルーの「青いクリームソーダ」も人気。鳥取の人気縁結びスポット「白兎神社」から徒歩約3分。
■AOAKUA
住所：鳥取市白兎688-3
TEL：070-9123-8910
Instagram：https://www.instagram.com/aoakua__ttr
鳥取で極上のひとときを！絶景オーシャンビューホテルと快適キャンプ場
日常を忘れ、日本海を眺めながら温泉につかれば、幸福感に包まれること間違いなし！なオーシャンビューが自慢のホテルと、鳥取で自然を楽しむなら、この2つといわれる宿泊施設をご紹介します。
皆生游月（米子市）
全室オーシャンビューを望む「皆生游(かいけゆう)月(げつ)」は、海と一体になった感覚を味わえる「インフィニティ天空露天風呂」が自慢です。日本海を一望できる「ダイニングレストラン漣（さざなみ）」では、新鮮な魚介類を使った創作和食や、ソムリエ厳選のワインを堪能できます。
■皆生游月
住所：鳥取県米子市皆生温泉3丁目11-1
HP：https://kaike-yugetsu.jp/
ベイサイドスクエア 皆生ホテル（米子市）
海岸から徒歩30秒という抜群のロケーションを誇る「ベイサイドスクエア 皆生ホテル」は、客室から日本海と弓ヶ浜半島の美しい景色を望めます。男湯には高温サウナ、女湯には美容効果も期待できるマイクロミストサウナ、韓国式低温サウナ「チムチルバン」を完備しています。
■ベイサイドスクエア 皆生ホテル
住所：鳥取県米子市皆生温泉4丁目21-1
HP：https://kaikehotel.com/
蒼穹（大山町）
鳥取砂丘から海岸線を辿って米子市へと続く国道9号線沿いに佇む一棟貸切ホテル「蒼穹(そうきゅう)」。海側の壁一面が大きな窓になっている客室から、180度パノラマの日本海を一望できます。インテリアにもこだわり、皇室御用達の「NIHON BED」製ベッドで至福の眠りに誘います。
■蒼穹
住所：鳥取県西伯郡大山町富長159-1
HP：https://sokyu-daisen.com/
モンベル 大山キャンプサイト
日本百名山でもある大山の自然を享受できる「モンベル 大山キャンプサイト」。人気アウトドアブランドモンベルが手がけた大山隠岐国立公園内にあるキャンプ場です。2024年4月にリニューアルオープンし、電源付きの常設テントサイトやデッキサイト、電源なしのオートサイト、グランドサイトなど、様々なニーズに対応したキャンプサイトが揃っています。標高約780mにあるので夏でも快適。大山の豊かな自然を満喫しながら、特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
■モンベル 大山キャンプサイト
住所：鳥取県西伯郡大山町大山54
HP：https://booking.montbell.jp/lodging/facility.php?facility_id=35
ヤマタ鳥取砂丘ステイション
鳥取砂丘西側に位置する今年の4月にオープンした「ヤマタ鳥取砂丘ステイション」は、グランピング、フリーサイトキャンプ場、ゲストハウスと3つのスタイルからなる宿泊施設です。グランピングエリアのドームテントは3種類あり、それぞれ冷暖房やベッド、ソファーなどが完備され、鳥取県が誇る美しい日本海や満天の星空など、雄大な自然と触れ合い贅沢な時間を過ごすことができる場所です。
■ヤマタ鳥取砂丘ステイション
住所：鳥取県鳥取市浜坂1157-115
＜砂優＞https://www.glamping-tottorisakyu.com/
＜砂育＞https://camp.glamping-tottorisakyu.com/
＜砂縁＞https://cycling.glamping-tottorisakyu.com/
アクセス
新名神高速道路の開通で、名古屋から鳥取まで、車でのアクセスがグッとラクになりました。鉄道での移動は新大阪・姫路で乗り換えて特急スーパーはくと号に乗車すれば、鳥取・倉吉方面へ。また、岡山で乗り換え、特急やくも号に乗車すると米子方面へと、新幹線と特急列車を乗り継ぐことで、快適に鳥取県への旅行が楽しめます。
▼鳥取県政策戦略本部政策戦略局名古屋代表部
https://www.pref.tottori.lg.jp/38854.htm
鳥取県は雄大な自然と美しい海、そして美味しいグルメが楽しめる魅力的なエリアです。今年の夏は、ぜひ鳥取へ訪れて、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。