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世界で食べられているハロウィン料理

日本でもポピュラーなお祭りであるハロウィン。

仮装しておうちパーティーを楽しんでみませんか?この記事では、ハロウィンの歴史本場の雰囲気が味わえる料理などをご紹介します。

 

 

ぜひ参考にして作ってみてください!

 

ハロウィンはアイルランドで始まったお祭り

そもそも、ハロウィンとはどのようなお祭りかご存知でしょうか?今では世界中で行われているハロウィンですが、もともとはアイルランドで始まったお祭りです。

 

ハロウィンはアイルランド語で「Samhain(サワン)」と言い、「夏の終わり」を意味します。何千年もの昔、古代ケルト人は10月31日で1年が終わって(夏の終わり)、11月1日から新しい年が始まる(冬の始まり)と考えていたのです。

古代ケルト人は10月31日には死者の魂がよみがえり生家に帰ってくるとともに、悪霊や悪魔たちも一緒に現世にやってくると考えていました。彼らが家に戻ってきた時に機嫌を損ねないよう、秋に収穫された農作物や食べ物を集めて、盛大なお祭りが行われていたそうです。

また、自分たちも動物の頭や毛皮などをかぶって仮装し、霊に見つけられないように身を隠していました。

アイルランドのお祭りが「ハロウィン」と呼ばれるようになった経緯は、キリスト教が関係しています。

10月31日はキリスト教の「諸聖人の日(All Hallows)」である11月1日の前日(eve)であることからHallows eveとなり、これがなまってHalloween(ハロウィン)と呼ぶようになったのだそう。

 

ハロウィンはなぜ世界中に広まったのか

アイルランドから1840年代にアメリカに多くの人が移民したことがきっかけで、アメリカ人にもハロウィンの伝統が広まっていきました。

ハロウィンのイメージが強い「カボチャ」ですが、アイルランドではかぼちゃではなく「かぶ」をくりぬいたものにろうそくを入れてランタンにしていました。ところがアメリカには「かぶ」がなかったので、アメリカで多く生産されていた「カボチャ」が使われるようになりました。

 

日本でも人気のあるハロウィン料理

アイルランドではあまりメジャーではありませんが、日本ではハロウィンといえば「カボチャ」。

気軽に手に入るカボチャを使って、ハロウィンに彩りを添える料理を作ってみましょう。

 

パンプキンパイ

パンプキンパイはアメリカでもハロウィンの時期によく作られています。アメリカでは生のかぼちゃではなく、ピューレ状になった缶詰のかぼちゃを使うんだとか。

ハロウィンの時期になるとスーパーでたくさん陳列されているそうです。

 

―作り方―

まずパイ生地を用意します。パイの中にアルミ箔を敷き、重石をいれて、オーブンで約12-15分、色づかない程度に焼きましょう。

次にかぼちゃ、たまご、砂糖、塩、スパイス、生クリーム、牛乳をボウルに入れ、よく混ぜあわせます。

かぼちゃ液を熱のとれたパイ生地の中に流し込み、オーブンで50分ほど焼きます。ナイフを差し込んで液体が出てこなければ完成です。

 

 

Instagrammomomeshiiiさんのパンプキンパイ。ジャック・オランタンの顔は牛乳パックで作ったそうですよ。パーティーにうってつけなサイズ感で参加者に喜ばれそう。キャプションにパンプキンパイの分量、レシピも掲載されています。

@momomeshiiiさんは他にも女子の永遠のテーマでもある“ガッツリ食べて痩せるレシピ”を発信中。なんとも心惹かれるレシピですね。

是非、参考にしてみて!

 

 

カンタン💝おうちごはん研究家のInstagrammaron.kitchenさんご紹介の笑うオバケのパンプキンパイ。驚くことに調理時間はたったの10分!これなら忙しくてもパパっと作れ、急なお呼ばれにも、持ち寄りパーティーにも最適ですね。

このパンプキンパイはmaron.kitchenさんのYouTubeショート動画でも作り方を公開中。

是非こちらもご覧ください!

 

かぼちゃのクリームグラタン

坊ちゃんかぼちゃを使った見た目も可愛いハロウィン料理。テーブルに並べたら一気にハロウィンの雰囲気を楽しめます。

 

―作り方―

かぼちゃの上部を切り、スプーンでかぼちゃの中身をくり抜きます。

中身はみじん切りにして刻んだベーコンと玉ねぎと一緒に炒めましょう。

そこに薄力粉と牛乳を加えてとろみが付くまで煮詰めたら、塩こしょうで味を調え、くり抜いたかぼちゃの中に煮詰めたかぼちゃを入れて、チーズをかけオーブンで焼いたら完成です。

 

 

かぼちゃを1個丸ごと使ったハロウィングラタンを紹介してくれたのはInstagramcookingman3110さん。かぼちゃの中にはソーセージが10本も入っているこれぞ男子メシ!という豪快なグラタンです。

ジャック・オランタンのなんとも言えない笑顔がツボにはまります。

cookingman3110さんはステイホーム中に料理に目覚め、現在は大学で食や健康について学んでおられます。

インスタでは料理男子が作る簡単ガッツリ飯を発信中。 “作ってみたくなるレシピ”が満載なので是非、お試しください!

 

 

家庭料理のほんわかとした暖かさが伝わってくるInstagramkiyomin121さんのかぼちゃグラタン。緑、黄色、オレンジと見た目もキュートなかぼちゃの中にはとろとろ、ほかほかのグラタンが。寒さが増すこれからの季節にぴったりな一品です。

@kiyomin1210さんの日常が垣間見えるインスタは手作り料理以外にもセンスの良いショップ、咲き誇る花々やほっこりする景色など癒されショットがたくさん投稿されています。

是非、覗いてみてください!

 

本場のハロウィン伝統料理とは?

コルカノン(Colcannon)

ハロウィン発祥の地であるアイルランドの家庭料理の一つ。マッシュポテトにケールやキャベツなどの緑野菜、生クリームを加えて煮込んだジャガイモ料理で、牛乳やバター、塩などで味付けをします。味付けは各家庭によって違っていて、子供から大人まで幅広い年代に愛されています。

季節を問わずに食べられる料理ではありますが、ハロウィンが行われる10月はジャガイモの収穫時期と被ることから、とりわけハロウィンでは欠かすことのできない料理として知られています。

 

ボクスティ(ボックスティ・Boxty)

ジャガイモを使ったパンケーキです。マッシュポテトにすりおろした生のジャガイモ、小麦粉、牛乳を加えてパンケーキのようにフライパンで薄く焼いたもので、肉料理や魚料理の付け合わせとして食べられます。

アイルランドでは非常にポピュラーな料理で、朝食時にもよく食べられています。

 

キャンディーアップル

アイルランドの本場のハロウィンでは、りんごをよく食べます。

ハロウィンには収穫祭という意味もあるため、この時期にたくさん収穫されるりんごはさまざまな料理やお菓子に使われます。また、りんごには魔除けの意味もあるそうです。

キャンディーアップルとは、りんごに棒を刺してキャラメルやチョコ、マシュマロなどでコーティングするもので、日本では夏祭りの屋台などでよく見かける「りんご飴」のようなお菓子です。

キャンディーアップルはアメリカでも知名度が高く、ハロウィンの日にはよく食べられているんだとか。子供に人気が高そうなお菓子です。

 

このほかにもりんごはハロウィンの定番の飲み物にも使われています。

アップルサイダーと呼ばれる飲み物は、炭酸入りのリンゴジュースだと思われがちですが、サイダーは入っておらず、リンゴで作ったビールに砂糖とスパイスしょうがなどを入れ混ぜて温めたもの。晩秋の寒い時期に飲むと、体が温まりそうな飲み物ですね。

 

◆◆

 

伝統ある「ハロウィン」の歴史を知ると、さらに楽しめるのではないでしょうか。

身近な物を使ってご家庭で作れる料理もたくさんありますので、今まで作ったことがないレシピにもぜひチャレンジしてみてください。

 

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