希少な地鶏と松阪牛に舌鼓…。和モダンな焼き鳥店で大人のコース料理を

オフィスや商業施設が建ち並び、平日も休日も、昼夜を問わず多くの人が行き交う名駅エリア。多彩な飲食店が軒を連ねる中で、舌の肥えた食通をも唸らせる、大人にこそおすすめしたい隠れ家がある。

それが、和モダンな佇まいが美しい焼き鳥店「鳥さわ」だ。

焼き鳥店といえば大衆的でカジュアルな店が多い中、こちらは他店と一線を画す。洗練された雰囲気の中でいただくコース料理は格別だ。希少な地鶏や松阪牛の旨味を、さまざまな角度で楽しんでみてはいかがだろうか。

ワンランク上の料理にふさわしい、洗練された空間

地下鉄桜通線・国際センター駅から徒歩1分とアクセス良好な「鳥さわ」。名駅からも徒歩8分程の距離に位置し、ユニモール地下街を通れば天候を問わず来店しやすい。

店は大通りに面しているが、入口は反対側に位置するため隠れ家のような雰囲気が漂う。駅近でありながら落ち着いた空間で料理が楽しめるのは魅力的だ。

ライブ感のあるカウンター席は、個性的なカーブを描く窓枠や凝ったデザインのテーブルが印象的。スタイリッシュながらも温もりを感じられる雰囲気となっている。

窓越しに炭焼き場を眺めることができるため、料理を待っている時間も楽しむことができるだろう。

グループでの来店や落ち着いて食事がしたいシーンに最適な個室席も用意されている。透かし格子の仕切りが程良くプライベート感を演出するため、リラックスして食事することができるのもポイントだ。

接待や記念日での利用にも、ぜひおすすめしたい。

「鳥さわ」で特筆すべきは、希少な“無玄地鶏”を使ったメニューが味わえることだろう。

高知県土佐の自然豊かな山中に囲まれた「足摺（あしずり）農園」で平飼いしたプレミア地鶏で、名古屋では唯一、「鳥さわ」でのみ取り扱っているという。

そんな“無玄地鶏”に加え、日本三大和牛の一つである“松阪牛”もいただける、なんとも贅沢なコースが「無玄地鶏と松阪牛のコース」1人 8,800円（税込み・注文は2名〜）。

前菜から串物、揚げ物に〆物、デザートまで豪華なラインナップだ。

まず登場するのは、無玄地鶏を醤油ベースのタレと混ぜ合わせた「無玄地鶏のユッケ」。

無玄地鶏の特徴であるジューシーで甘味のある味わいが引き立つ、お酒と一緒に楽しみたい一品だ。鶏の身の程良い歯応えと、とろけるような口溶けがクセになる。

前菜は、丁寧に低温調理された「冷静蒸し4種盛り」。鶏肝のコンフィやむね肉昆布〆、ささみのローズマリー、もも肉炙りなど、無玄地鶏のさまざまな部位を1皿で楽しむことができる。

そして忘れてはならないのが、焼き鳥だ。食欲をそそる香りとともに運ばれてくる「無玄地鶏の焼き鳥3種」には、抱き身、もも、つくね、季節の野菜の4種が並ぶ。

職人技によって絶妙な火加減で焼き上げられた無玄地鶏は、表面はパリッと、中はふっくらジューシー。噛むほどに、口の中に鶏の旨味が広がる。異なる部位の食感や風味を食べ比べできるのが嬉しいところだ。

そして箸休めの、彩り豊かな「蒸し鶏サラダ」の後は、松阪牛を使ったメニューが登場する。

こちらで提供される松阪牛は、三重県の名門精肉店「朝日屋」が厳しい目で仕入れたもののみというこだわりだ。

店内の厨房で成形から調理まで丁寧に作られている「松阪牛のメンチカツ」は、握りこぶしほどの大きさに驚かされる。

衣は薄めで、ぎっしりと詰まった松阪牛の甘味が口の中を満たし、まるでステーキを食しているような満足感が得られる。お好みで塩をつけて食すのも一興だろう。

また無玄地鶏のみならず、「松阪牛の串3種」でも異なる部位の食べ比べができる。皿には、脂身が多く柔らかな肉質の牛トロやランボソ、脂身が少なく弾力のあるうちもも3種が盛られ、どれも美しい霜降りが入っているのは、さすが松阪牛だ。

コースも終盤。〆は大阪から取り寄せるこだわりの卵を使用した「とりさわの玉子ごはん」。ふっくらと艶やかな卵黄は濃厚で、食べ応えも満点だ。

そしてデザートは「自家製プリン」。優しい甘味の中に卵の味をしっかりと感じることができる一品で、キャラメリゼの香ばしさをプラスした大人のデザートとなっている。

希少なブランド鶏と松阪牛を味わえるだけにとどまらず、それらの旨みを最大限に引き出す多彩な調理法で提供しているのも「鳥さわ」の魅力。焼き物はもちろんのこと、揚げ物からサラダまで、料理によって異なる食感や風味を堪能することができる。

また串料理も部位ごとに食べ比べできるため、1品ごとに新たな発見があるだろう。

鳥さわ名古屋

【住所】名古屋市中村区名駅3-21-7 三交ビル1F

【電話】052-562-1129

【営業時間】17:00～22:00(L.O.21:00)

【定休日】日曜日（年末年始は連休有り）