FOOD

素材の味を楽しむスイーツ!美しいアイスクリーム、ジェラートとは

 

みなさんは、ジェラートと聞くとどんなイメージを持ちますか?

ちょっとおしゃれなアイスクリーム、コーンに美しく盛り付けられたスタイルといったイメージがあるのではないでしょうか。味についてはさっぱりとしたアイスクリームと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、そんなジェラートの特徴や歴史、簡単な作り方などをご紹介します!

 

ジェラートの特徴

しっかりとしたミルクの甘さと素材の旨さが際立つジェラート。

バニラ、ショコラ、ラズベリー、抹茶、ラムレーズン、キャラメルなど、豊富な種類が選べるのも特徴です。

アイスは中に空気が含まれているので、氷のように固くなりません。空気の含有量は、アイスクリームは50%以上なのに対し、30%前後と少ないのがジェラートです。

空気が少ないため、密度が濃くなめらかに。そのため、素材の味をしっかり味わうことができます。

 

ジェラートの歴史

現在でこそ、コーンなどで手軽に食べられているジェラートですが、中世ではメディチ家などのイタリアの中でも氷室を持つ貴族しかジェラートを食べることができませんでした。

当時、ジェラートは「食事の中間の口直し」として食されていたそうです。

 

このジェラートの“原形”としての最古の記録は、旧約聖書にあると言われています。山羊の乳と蜜を氷雪で冷やし、ミルクシャーベットのようなものを飲んでいました。

嗜好品としてではなく、“栄養補給”のために飲んでいたそうです。その後果汁やはちみつを混ぜたものも徐々に広まっていき、古代ローマ時代の皇帝や貴族も、この甘くて冷たい飲み物をとても気に入り、楽しんだと言われています。

また、暴君として名高い皇帝ネロが奴隷にアルプスから雪を運ばせ、はちみつ、バラやすみれなどの花のエッセンスや樹液、果汁などを混ぜて作った飲みものである通称「ドルチェ・ヴィータ」を愛飲し、これがローマ市民にまで広まったという話もあります。

ジェラートの原形となった飲み物が、さらに形をなして、食べられるようになったのは、マルコポーロの時代。

彼の著書『東方見聞録』に、中国で牛乳を凍らせたものを食べた、というような記述があり、その作り方がヴェネツィアで評判になったそう。

元々は貴族のデザートとして食べられていたジェラートですが、ようやく17世紀に庶民にも広まっていきました。

今日に至るまで、イタリア国内でジェラートは成長を続けています。市場規模も大きく、ジェラート店はなんと4万点近くもあるのだそう。イタリアの人々にとって、ジェラートはとても身近な存在であることがうかがえますね。

 

 

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大阪市北区梅田の商業施設ルクアイーレ4階にあるカフェ『パフェ&ジェラート LARGO ルクアイーレ店』さま。

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日本に上陸したのはいつ?

1954年公開の大ヒット映画「ローマの休日」には、オードリー・ヘップバーンがスペイン広場でジェラートを食べるシーンがあります。ローマへ行った日本人観光客の多くは、この映画の影響を受けてジェラートを食べ、日本のアイスクリームとの舌触りや味の違いに驚いたそう。

映画に続いて、関西では1985年、東京では1986年にイタリアンジェラート専門店ができています。

ちなみにこの映画「ローマの休日」内に登場し、話題を呼んだ本場ジェラートのお店、「ジョリッティ」。同社のジェラートの始まりは1900年と歴史が古く、イタリアのジェラート文化をけん引する伝統あふれるジェラテリアです。約121年の時を経て、日本にも上陸しています。

 

▼ジョリッティジャパン公式サイト
https://giolitti.jp/

 

アイスクリームやシャーベットとの違いは?

 

誰もが知る夏の代表的なスイーツ、アイスクリームは、牛乳や乳製品などを凍らせた、冷製スイーツのことです。

アイスクリーム特有の、なめらかな口当たりの秘密は「空気」。空気を含ませながら凍らせることで氷のように固くならず、口どけのよいアイスクリームに仕上げることができます。

実はアイスクリームは、含まれる乳成分の割合によって

  • 「アイスクリーム」
  • 「アイスミルク」
  • 「ラクトアイス」

の3種類に分類されているんです。市販アイスのパッケージ裏や側面の「種類別」という項目に必ず記載されているので、見たことがあるという方も多いかもしれません。

 

たとえばラクトアイスは乳固形分3.0%以上のアイスクリームのことを指します。これは、スーパーなどでもよく見かける、最もポピュラーなアイスです。3つのアイスクリーム類の中で乳成分の含有率が最も低く、さっぱり爽やかな味わいが特徴です。

 

ジェラートも、基本的な材料は牛乳と乳製品ということで、実はほとんど同じ材料で作られています。違いを挙げるなら、ジェラートは乳製品以外に果物やコーヒー、チョコレート、ピスタチオなどを加え、風味豊かな味わいに仕上げているということ。

また、ジェラートの乳脂肪分は5%前後と低いため、とろっと濃厚なアイスクリームよりも口当たりはさっぱり爽やか。アイスクリームと比べて空気の含有量も少ないので後味は軽やかなものの、どっしりとした質感を楽しむことができます。

一方でシャーベットは、果汁と砂糖、卵白、牛乳などから作られる冷製スイーツを指します。さっぱりとした味わいを楽しめるのが特徴で、シャリッと心地よい食感が夏にぴったりのスイーツですよね。

乳固形分の含有率は3.0%未満とラクトアイスよりも低く、分類上はアイスではなく、アイスキャンディーやかき氷と同じ「氷菓」となります。ジェラートは「アイスクリーム」に分類されているので、ジェラートとシャーベットは異なるスイーツです。

ジェラートのレシピ

 

  1. 鍋に、牛乳(カップ1杯)、生クリーム(カップ1杯)、グラニュー糖(70g)、塩(ひとつまみ)をすべて入れます。かき混ぜながら加熱します。
  2. ふつふつしてきたら、火を止めます。
  3. 火を止め、バニラエッセンス(1cc)を加えあら熱をとります。
  4. あら熱がとれたら金属製のバットに入れ、ラップでぴったりと覆い凍らせます。
  5. 完全に凍ったら、ミキサーにかけてなめらかにします。なめらかになったら、密閉容器に入れて凍らせます。
  6. 凍ったらスプーンでなめらかにして完成!

 

材料によっていろいろな工夫ができるのもジェラートの魅力です。ぜひ、おうちで自家製ジェラートを楽しんでくださいね!

 

 

店舗情報

店名 パフェ&ジェラート LARGO ルクアイーレ店
予約・お問い合わせ

06-4796-7260

住所 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア イーレ 4F    
交通手段
JR各線 大阪駅 徒歩1
大阪メトロ 梅田 徒歩5
大阪駅から115m
営業時間
[月~日]
10:30~20:30(L.O.フード19:30/ドリンク20:00)
定休日 施設に準ずる
駐車場
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