素材から生産・販売すべて長野県内で【信州鹿革エシカルプロジェクト】鳥獣被害による現状から後世に残る活動を広げていく為に―Groover Leather（グルーバーレザー）

全国でも害獣（鹿、猪）による農作物被害額は平成30年度には年間158億円に達し、年間を通して約60万頭もの鹿が害獣として駆除されています。その中でも食肉のジビエとして活用される率は10％、ジビエレザーに関してはほとんどが活用されずに捨てられている状況です。

長野県は鳥獣被害による被害額が大きい地域ですが、地元の猟師や自治体の活動により年々駆除数が増え、被害額が減少しています。

そこで生まれたのが「信州鹿革」であり、僕たち“Groover Leather”は「命」から「革」「製造」そして「販売」「消費者」というような流れに持続性を持たせる為に「信州鹿革エシカルプロジェクト」を立ち上げました。

信州鹿革は上の図の通り「長野市」→「飯田市」→「千曲市」と素材から生産までが全て長野県内であり、通常よりも簡潔にまとまっています。

最初は駆除さられた鹿が革になるまでの道は作れたが、月々仕上がる革の量に対してまだまだ革の販路が足りないと言う状況でしたので、「じゃあ僕達がMakuakeを通して全国に広めよう」という思いで始めたプロジェクトでした。しかし活動を伝える中で本当の意味で「後世に残すべき活動だな！」って感じたんです。

この時代に生まれた僕の子供も、僕が子供の頃よりもずっと温暖化しています。このMakuakeプロジェクトの商品を手に取った方がエシカルを少しでも気にかけてくれる。その少しの数が多く集まれば何らかの変化は起きるんじゃないかな？と考えています。

信州鹿革を使った商品「sinca」をご紹介します。

: 小さくても使いやすい「sincaウォレット」の形状は元々グルーバーレザーで発売している物で多くの皆様に支持され愛され続けている実績があります。なぜか？それは使い易さと収納の多さ！購買層はお子様からお年寄りまで！

: 様々なシーンで活躍できる「sincaポーチ」はバランスを考え、物を入れた際に形がしっかりとする様に底は牛革、軽くしなやかな鹿革はボディにすることで、中身を傷付け無いように包み込んでくれます。内装に2つのポケット付き。

▶ジビエレザーを使用したサスティナブルな取り組み「sincaウォレット＆ポーチ」

▶Youtube：https://youtu.be/gMkJwJxnf3Q

※「sincaウォレット・ポーチ」とも天然素材ですので、一枚の中でも部位によっては様々な表情があります。裁断時にはなるべく避ける様にしますが傷がある事と色の誤差がある事を予めご理解ください。

▼Makuakeプロジェクト

https://www.makuake.com/project/sinca/

※「せっかく繋いだ活動を途絶えることのないよう」信州鹿革の発展を後押しします。

グルーバーレザーの活動として

■主な業務として

僕たちは2017年４月に前職(株)フラットヘッドを退社後、同年8月に屋号：グルーバーラインを立ち上げました。

スタッフは男性2名、女性5名の計7名で製作から販売をしており、業態の半分が各企業やブランドのOEM製作、もう半分が自社製品の製作販売をしております。
ファッションブランドからのOEMなどを受けている為クオリティを維持しないと受けることは出来ず、お客様からも高いクオリティから評価をいただいております。

▼Youtube　GROOVER LEATHER：こだわりの商品を作り上げる職人達　
https://www.youtube.com/watch?v=XSlTnLo8FHs&list=TLGGT5-_24BaPkwwMjA1MjAyMg&t=19s