国内外で演奏活動を行うピアノ演奏家・八坂公洋氏は2022年6月25日、愛知県立芸術大学で行われる現代のピアノ音楽コンサート「長久手の森からvol.2」(主催者:愛知県芸術大学 音楽科作曲専攻作曲コース教授 小林聡羅氏)に出演する。
▼YouTube
https://youtube.com/user/Kimihiroy
現代音楽の魅力を伝える
「ピアノで現代音楽」と聞いて「?」と思う方が多いのではないだろうか?ピアノといえばクラシック音楽というイメージだし、現代音楽と聞いても「今、流行っている曲?」「最新の音楽ってこと?」と思う方が大半だろう。
実のところ、現代音楽は現代に作られた音楽という意味ではなく、西洋クラシック音楽を基に20世紀から現代に亘って作られた音楽なのである。
だが、本当の意味での現代音楽はかなり多様化しており、とても面白く、独奏的だ。
そんな魅惑的な現代音楽を「現代音楽のメッセンジャー・八坂公洋氏」が大学に縁のある作曲家やカナダ人作曲家たちの現代音楽を2022年6月25日、愛知県立芸術大学にて披露する。
今回のプログラムは、カナダの造形芸術家、キャロル・シマール・ラフラムの時間経過(過去-現在-未来)のスケッチから着想を受けており、音によってこのスケッチを示す試みをしている。珍しいピアノとエレクトロニクスの曲も数曲含まれている。
▼お問い合わせはこちら
現代のピアノ音楽~カナダ在住の日本人ピアニスト、八坂公洋が弾く現代のピアノ音楽(長久手の森から)2~
▼詳細はこちら
八坂公洋プロフィール
本格的にピアノの指導を受けたのは12歳から。その後長崎大学に入学し、カナダの名門マギル大学に編入。そこで、橋本京子教授への師事がきっかけとなり「現代音楽」に触れることとなる。
在学中、ニューブランスウィックでのソロリサイタルで大成功を収め「若く優れたピアニスト」と現地の音楽メディアで報じられた。
国内外のマスタークラス/フェスティバルに多数参加。
これまでに日本、カナダ、アメリカ、イタリアそしてスコットランドで演奏しており、バロックから近現代まで幅広くレパートリーがあるが、特に近現代の曲に力を入れており、演奏は国営ラジオカナダなどに取り上げられている。これまで数々の初演をし、その楽曲は日本のみならず海外でも出版されている。
様々な教育機関やカナダ政府、日本総領事館などの行政機関にもゲストアーティストとして招待されている。現代音楽のスペシャリスト達からも信頼が厚く、井上郷子(pf)やDuo Airsなどと共演している。
近年ではレコーディングアーティストとしても活動しており、1stアルバム「和のかたち」2ndアルバム「モザイク」を日本アコースティックレコードより発売。
「和のかたち」はレコード芸術で準特選になった。
2021年にゲーテ・インスティテュートとノリエントの世界の音楽事情を提供するポッドキャストシリーズ「TIMEZONES」にてモントリオールで活躍する若手現代音楽家の1人としてフィーチャーされる。長崎県佐世保市出身。
▼Spotify
https://open.spotify.com/artist/3iLKFvY4tT0eLKcq1Dd569?si=g8FVE66RQdOrR7PkaM6sWQ
▼八坂公洋HP
https://www.kimihiroyasaka.com/