EVENT

最先端のアフリカ、ナイジェリアの現代アートを感じるショーケース「AFROMATIC TOKYO 2022 -ビューイング- 」 開催決定

会場:代官山ヒルサイドテラス
会期: 2022年8月30日(火)- 9月2日(金)

Soji Adeshina (ソジ=アデシナ) 《Thoughts in the Morning Hair》  2016 アクリル 122×125cm

 

 

この度、近年世界で注目されているアフリカン・アートを、28点のナイジェリア出身の現代アート作品で展観する「AFROMATIC TOKYO 2022 -ビューイング- 」を、2022年8月30日(火)から9月2日(金)まで、代官山ヒルサイドテラスエキシビションルームで開催します。

本企画は2019年、ベルリンで開催されたNigerian Culture Dayから構想を得ており、日本で初の試みとなる現代アートとファッションの総合イベントAFROMATIC TOKYOは、今後香港、上海、ソウルでの開催を視野に入れています。



多様な文化、知的かつスピリチュアルな信仰の源と言える大地、アフリカ―。何世紀にもわたる侵攻と文化的略奪に苦しんだ大陸。こうした過去の悲劇にもかかわらず、アカデミアやアートの分野において、アフリカン・アートは様々な表現を用いた知的で大胆な文化として、幾度もの苦難を乗り越え再生してきました。アフリカ文化の根底に脈々と流れる強靭な生命力と精鋭性は、世界のアートシーンにおいても注目され、グローバルなアートマーケットでは最先端のアートラバー達が、アフリカン・アートに注目しています。

初回となる本年はアフリカ屈指の経済大国として世界的にも大きな存在感を放っているナイジェリアのアートにフォーカスします。アフリカン・アートは、ポストコロニアリズムを象徴するような多文化内包と、その葛藤が表れており、海外で活躍するアーティストはより都会的な視点がある一方で、現地で活動するアーティストは、サステナブルな素材の活用など、自然との対話が大きいのが特徴です。暴動、貧困、紛争、奪略という不幸な歴史の上でのみ語られてきたアフリカを、概念的に塗り替え、さらにはグローバルなアートシーンを席巻する最先端のアフリカン・アートの今を取り上げます。

尚、本展は9月3日(土)寺田倉庫で開催されるオークション(招待制)に先立ち、出品全作品を一般公開するもので、より多くの方にアフリカン・アートをご覧いただく希少な機会となります。

 

【みどころ】

・アフリカ大陸が生んだ気鋭の作家による生命力あふれる作品群

・日本初公開のナイジェリアの現代アート作品27点を一挙公開

・アフリカ特有の歴史と文化、社会的背景を根底にしたアート

【代表的な作品】 

Gerald Chukwuma(ジェラルド・チュクウマ) 《人々の楽園》 2021 ミクストメディア(木材、アルミシート、カラー顔料)60x 92 cm

 

作家プロフィール

チュクウマは1973年ナイジェリアのンスカ生まれ。ナイジェリア現代アート界における著名作家の一人であり、絵画、彫刻、家具デザイン作家として活動している。

環境問題に強い関心を持ち、作品にリサイクル材を用いている。熱狂的なファンが海外にもおり、ナイジェリア国内外で精力的に活動する。大学時代に彫刻家El Anatsuiの教鞭の元で学び、その出会いが彼の作品には大きな影響を与えたと自身が語っている。

現代のナイジェリアアートで第一線をゆくチュクウマは、ナイジェリア、ガーナ、カメルーン、フランス、デンマーク、オランダ、トルコ、米国で多くのソロ及びグループ展に参加し、海外オーディエンスを魅了している。

 

Alimi Adewale (アリミ=アデワレ) 《Migration》 2018 アクリル 195 x 140cm

 

アリミ=アデワレの「Migration (移民)」シリーズはアフリカにおける移民問題をテーマにしている。アフリカの人々の絶え間ない国境の先への旅、その先には大陸を超えた旅が続いていることを表現している。

 

Uthman Wahab (ウスマン=ワハブ) 《Fat Ballerina》 2013 油絵具、アクリル、テンペラ 158x 172 cm

 

ウスマン=ワハブの「Ballerina(バレリーナ)」シリーズは空中を踊るイメージをモチーフに用いて、多くの観衆へオプティミズムのメッセージを伝えている。

『たとえ多少の恐れがあっても、風に流され気楽に考えよう。』バレリーナのCカーブのポーズは、作家の不安からの解放の表現でもある。

 

 

-Grace Osime (グレース・オシメ) キュレーターからのメッセージ-

本展示のテーマは「航海者の宝」と名付け、アフリカ大陸が生んだ23作家による25年間の現代アート作品を収集したものになります。この23作家はすでに評価の確立した作家に加え、新鋭の注目若手作家から構成されています。

作家は様々な色相、筆遣い、メディアを駆使し、政治、文化、商業、移民などアフリカ大陸の希望の物語を語りかけます。この力強い作品たちに私たちは歴史と未来への希望を感じずにはいられません。

 

プロフィール:

ナイジェリアの首都ラゴスにて1995年The Graks Foundationを設立。アート・コレクターとしてアフリカ絵画の古典及び現代アート作品の収集、展示を中心に積極的に活動。

彼女の先見性と批判を受容する姿勢は、謙虚さを持ったプロフェッショナルとして、その存在を稀有なものとしている。長年の活動を通じて、アフリカ大陸並びに、国際的なギャラリーとのコラボレーションを数々実施。またアートシーンのみならず、次世代への機会提供に情熱を注ぎ、フィランソロピー活動も積極的に関与している。

彼女のキュレーションはベルリン、ヴェニス、バーゼル・ビエンナーレで高い評価を得、プライベート・コレクションはギャラリー、美術館などで羨望の対象となっている。

 

-アフリカン・アートの魅力について-

アフリカのアートが、今、世界中で注目されていることをご存知だろうか。

かつては土着的な民俗芸術作品が知られていたが、現在では、まさに現代アートの文脈で語るべき作品が目白押しに登場している。全国でも初めての試みであるAFROMATIC TOKYOはナイジェリアに焦点を当てている。

今回紹介するそれら作品群は、総じてカラフルで強い筆致からなり、まさに人生を謳歌するビートが聞こえてくるような作品が多い。そしてその根底を流れるのはアフリカの自然、環境、歴史、政治、経済に対する問題意識である。しかし、最も強く聞こえてくるのは、そうした作品全体に共通するある種のおおらかさ、ユーモア、スケールの大きさではないだろうか。

日本もこの機会にアフリカのアートに目を向けてほしい。

広報協力|エヌ・アンド・エー株式会社 代表取締役 南條史生

【開催概要】

・企画名|AFROMATIC TOKYO 2022 -ビューイング-
・会期|2022年8月30日(火)~ 9月2日(金)
・会場|ヒルサイドテラス エキシビションルーム(東京都渋谷区猿楽町18-8-8 F棟)
・時間|10:00~19:00
・入場|無料
・公式サイト|https://afromatictokyo.com
・主催|AFROMATIC 実行委員会
・後援|Japan Fasion Week Organization
・グローバルサポターズ|Naomi Campbell(モデル)、Ike Ude (絵画、写真作家)、Edward Eninnful(Vogue UK 編集長)
・広報協力|エヌ・アンド・エー株式会社
・WEBサイト|https://afromatictokyo.com
・SNS アカウント|
Twitter  https://twitter.com/afromatic̲tokyo
Instagram     https://www.instagram.com/afromatic_tokyo22/
Facebook     https://www.facebook.com/afromatic.tokyo22
・お問合せ|
info@junctiopartners.jp
090-1727-7178 (株式会社Junction Partners内)
・アクセス|
東急東横線[代官山駅]下車 徒歩3分
東急東横線・地下鉄日比谷線[中目黒駅]下車 徒歩7分
JR山手線・JR埼京線・地下鉄日比谷線[恵比寿駅]下車 徒歩10分

 

【関連企画】

AFROMATIC TOKYO 2022 -ビューイング- の出展作品は、

9月3日(土)寺田倉庫のオークション(招待制)に出品されます。
日時:9 月3 日(土) 16:00∼20:00
場所:寺田倉庫G3-6F

・アート・オークション(招待制)
・ファッションショー(招待制)<Rakuten Fashion Week Tokyo 2023 S/S)>
https://rakutenfashionweektokyo.com/jp/brands/detail/afromatic-tokyo/

 

提供:PRTIMES