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初心者必見!おすすめの夏山

前回は、慌ただしい日々を送る現代人にとって「森林セラピー」は、心にも体にもいい影響を及ぼすという夏山ならではの魅力を紹介しました。

今回は、おすすめの夏山をご紹介! また今から10年以上前、それまで地味な印象だったアウトドアファッションでおしゃれを楽しみ登山に行く「山ガール」という言葉が世の中を駆け巡りました。その火付け役となったのが、mont-bellの山スカート。ファッション性と機能性を兼ね備えた山スカートは、登山だけでなくさまざまな場所で着用されました。現在ではあの頃を超えるかわいいグッズやアイテムも盛りだくさん! そちらも併せてご紹介します。

初心者におすすめ!夏登山スポット

抜けるような青空、鳥のさえずり、小川の流れる音…夏登山には魅力がいっぱい! ここでは、初心者におすすめの夏登山スポットをご紹介します。雪が降らない夏は、登れる山の選択肢も豊富なようです。

 

おすすめ夏山① 東京都 御岳山(標高929m

東京都青梅市に鎮座する山で、別名「武蔵御岳山」。山頂には「武蔵御嶽神社」や天然記念物の「神代ケヤキ」があるパワースポットとしても知られています。ケーブルカーを使用して途中まで登ることもでき、参道が整備されており大きな難所も少ないため、初心者さんでも登りやすいでしょう。また、山頂にある武蔵御嶽神社では、季節ごとに祭礼などが行われているのでそちらも注目。

おうめ観光ガイド:https://www.omekanko.gr.jp/course/mitake-mountain-hiking/ 

おすすめ夏山② 千葉県 鋸山(標高 329.4m

山頂部分がノコギリのようにギザギザしているのが特徴の山。低山ながらも険しい岩肌が露出しており、インパクト大。富士見百景にも選ばれている山頂からの景色は、息をのむ美しさです。また山頂北側にある「地獄のぞき」なども人気スポット。こちらの山もロープウェイを使用できるので、体力に自信がない方や初心者さんも安心して行くことができ、全長680mのロープウェイからは、東京湾の絶景も望めます。

ちば観光ナビ:https://maruchiba.jp/feature/detail_108.html 

おすすめ夏山③ 京都府 愛宕山(標高 924m

山頂には重要文化財「愛宕神社」の総本社が鎮座する有名な山。京都の人気観光スポットである嵐山の景観を形成しています。整備されている道が多いため、初心者さんでも登りやすい山です。登山中級者さんは、金鈴渓やトロッコ保津峡駅などの周辺スポットも併せて楽しむといいかもしれません。

京都府観光ガイド:https://www.kyoto-kankou.or.jp/info_search/743 

おすすめ夏山④長野県 車山高原(標高 1925m

初心者向から上級者まで実力に合わせた様々なコースを楽しむことができます。どのルートを選択しても、それぞれの季節に咲く高山植物が名物。特に夏場は、ニッコウキスゲが山原一面に咲き、黄色い絨毯のような美しい自然に癒されることでしょう。視界を遮るものが少ない山頂付近では、まるで空を歩いているかのような気分を味わうことができます。

車山高原SKYPARK RESORThttps://summer.kurumayama-skypark.com/ 

おすすめ夏山⑤兵庫県 六甲山(標高 931.3m

日本三大夜景、神戸100万ドルの夜景として有名な山。歴史が古く、一億年前の岩から形成されているといわれています。ロープウェイやケーブルカーでショートカットできるため、初心者から上級者まで、実力に合わせた様々なコースを楽しめ、登山後は有馬温泉でリフレッシュがおすすめです。

神戸・六甲山公式おでかけサイト:https://www.rokkosan.com/top/ 

おすすめの夏山⑥長崎県 稲佐山(標高 333m

長崎の夜景観賞スポットとして有名な山。天気がいい日には長崎市街や雲仙、五島列島などが一望できる美しい景色が魅力です。標高も低く、登山道が整備されているので初心者やファミリーにもおすすめ。また、山頂までのロープウェイや、休憩所、カフェなどの施設も充実しているため、登山というよりもハイキングという感覚で、気軽に行くことができます。

稲佐山公園:https://www.inasayama.com/


知っておきたい!夏山へ行くときの服装とアイテム

登山の服装は「レイヤリング=重ね着」がポイントです。しかし、初心者さんの中には、何をどう組み合わせていいかわからない方も多いはず。ここでは知っておきたい夏登山の服装についてご紹介します。夏は暑いため、Tシャツ1枚で行動することも多いですが、天気が変わりやすいことや、汗冷えすることもあるので、できるだけ体に負担をかけないためにもレイヤリングは大切です。

また、ひと昔前と違ってデザインも豊富な現代。機能性を求めてデザインがおろそかに…なんてことは心配いりません。メンズもレディースも、様々なメーカーから、デザイン、色、柄が豊富に取り揃えられているので、洋服を選ぶ感覚で登山用品を選ぶことができます。 

レイヤーとパンツ

肌に触れる吸汗速乾性の「アンダーウェア」、保温が目的の「ミドルウェア」、雨風をシャットアウトする「アウター」の3枚重ね。

アンダーウェアですが、夏は1枚で着ることができるデザインだと便利です。ミドルウェアは、前にチャックが付いていると体温調整がしやすいのでおすすめ。最後にアウターですが、レインウェアで代用すると荷物を軽減することができます。レインウェアは、晴天時でも携帯必須とされているアイテムです。夏にアウターは必要ないのでは?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、アウターと代用してしっかり山対策をしましょう。

パンツは、短長、切り離せるようになっているものまで、さまざまなモデルがあります。夏でも小枝や虫刺されから守ってくれる長いタイプのものがおすすめです。 

帽子・手袋・ソックス

暑さから身を守るため、日焼け対策としても帽子は必須。頭部が濡れたままだと全身が冷えてきてしまうので、汗などがすぐに乾く速乾性タイプがいいでしょう。雨天時にレインウェアを着用する人は、キャップタイプがおすすめです。夏に必要ないと思われがちな手袋も実は持っていると便利。ロープや岩場がある山では、手を使うシーンが多くあります。寒さ対策ではなく、けが防止として役に立つというわけです。夏向きの涼しい素材のものが販売されています。ソックスは、汗がたまりやすいので、できるだけドライな状態を保てるウール素材がおすすめ。 

その他のアイテム(日焼け止め・サングラス・水筒)

紫外線の影響を抑えるために日焼け止めはもちろん、日差しの眩しさ防止を抑えるためにサングラスがあると便利。日焼け止めは、汗をかいても安心なウォータープルーフタイプがおすすめです。水筒は、飲み口が広いものや、軽量モデルなど扱いやすいものを持つといいでしょう。使用後にコンパクトに折りたたむことができるデザインは特に人気があるようです。

 

いかがでしたでしょうか。

 

日ごろのストレスが解消されるような爽快感や達成感は、キャンプとは一味違います。自然に癒しを求めるようになった現代人にとって、ひとつの逃げ場として浮上したのが登山なのかもしれません。

そんな登山でも、現代人にとって「映え」は重要で、国内外のメーカーから、様々なデザインが販売されています。お気に入りのウェアを身につければモチベーションも上がるはず。

登山だけでなく、普段着として使える物も多くあるようです。気軽な気持ちで登山用品を見に行ってみるのもいいかもしれませんね。

 

Text by yumeka