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【名古屋公演】モントリオール在住の新進気鋭ピアニスト・八坂公洋氏が愛知県立芸術大学にて1年ぶりのピアノリサイタル開催

国内外で演奏活動を行うピアノ演奏家・八坂公洋氏は2022625日、愛知県立芸術大学で行われる現代のピアノ音楽コンサート「長久手の森からvol.2」(主催者:愛知県芸術大学 音楽科作曲専攻作曲コース教授 小林聡羅氏)に出演する。

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現代音楽の魅力を伝える

「ピアノで現代音楽」と聞いて「?」と思う方が多いのではないだろうか?ピアノといえばクラシック音楽というイメージだし、現代音楽と聞いても「今、流行っている曲?」「最新の音楽ってこと?」と思う方が大半だろう。

実のところ、現代音楽は現代に作られた音楽という意味ではなく、西洋クラシック音楽を基に20世紀から現代に亘って作られた音楽なのである。

だが、本当の意味での現代音楽はかなり多様化しており、とても面白く、独奏的だ。

そんな魅惑的な現代音楽を「現代音楽のメッセンジャー・八坂公洋氏」が大学に縁のある作曲家やカナダ人作曲家たちの現代音楽を2022年6月25日、愛知県立芸術大学にて披露する。

今回のプログラムは、カナダの造形芸術家、キャロル・シマール・ラフラムの時間経過(過去-現在-未来)のスケッチから着想を受けており、音によってこのスケッチを示す試みをしている。珍しいピアノとエレクトロニクスの曲も数曲含まれている。

©︎Carole Simard-Laflamme  HP▶https://www.carolesimardlaflamme.net/

 

 

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現代のピアノ音楽~カナダ在住の日本人ピアニスト、八坂公洋が弾く現代のピアノ音楽(長久手の森から)2~

 

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八坂公洋プロフィール

Photo: Alexandre Paskanoi Art: Carole Simard-Laflamme

本格的にピアノの指導を受けたのは12歳から。その後長崎大学に入学し、カナダの名門マギル大学に編入。そこで、橋本京子教授への師事がきっかけとなり「現代音楽」に触れることとなる。

在学中、ニューブランスウィックでのソロリサイタルで大成功を収め「若く優れたピアニスト」と現地の音楽メディアで報じられた。

国内外のマスタークラス/フェスティバルに多数参加。

これまでに日本、カナダ、アメリカ、イタリアそしてスコットランドで演奏しており、バロックから近現代まで幅広くレパートリーがあるが、特に近現代の曲に力を入れており、演奏は国営ラジオカナダなどに取り上げられている。これまで数々の初演をし、その楽曲は日本のみならず海外でも出版されている。

 

Photo: Alexandre Paskanoi Art: Carole Simard-Laflamme

様々な教育機関やカナダ政府、日本総領事館などの行政機関にもゲストアーティストとして招待されている。現代音楽のスペシャリスト達からも信頼が厚く、井上郷子(pf)やDuo Airsなどと共演している。

近年ではレコーディングアーティストとしても活動しており、1stアルバム「和のかたち」2ndアルバム「モザイク」を日本アコースティックレコードより発売。

「和のかたち」はレコード芸術で準特選になった。

2021年にゲーテ・インスティテュートとノリエントの世界の音楽事情を提供するポッドキャストシリーズ「TIMEZONES」にてモントリオールで活躍する若手現代音楽家の1人としてフィーチャーされる。長崎県佐世保市出身。

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▼八坂公洋HP
https://www.kimihiroyasaka.com/